2012年06月01日
龍神NIPPON、開幕戦を落とす 2012ロンドンオリンピック世界最終予選
2012ロンドンオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会は6月1日、東京・千駄ヶ谷の東京体育館で男子日本大会が開幕しました。
高さとパワーあふれるセルビアに対し、日本は福澤達哉、山本隆弘、米山裕太のサイド攻撃で対抗しましたが、大事なところでサーブミスを犯すなど最後までリズムに乗れず、ストレート(19-25、23-25、16-25)で敗れました。
その他の試合では、オーストラリアがベネズエラに(25-14、25-22、25-18)、中国がプエルトリコに(25-23、25-19、25-17)、イランが韓国に(25-17、25-18、25-16)でそれぞれストレート勝利し、アジア勢が好スタートを切りました。
男子日本大会は、全体の1位、2位以下のアジア最上位の2チームしかロンドンオリンピックの切符が手に入らないという厳しい状況。今後、日本は2日にベネズエラ、5日韓国、6日中国、7日オーストラリア、9日プエルトリコ、最終戦の10日にイランと戦いますが、1試合も油断ができない相手ばかりとなります。
龍神NIPPONに、力強い応援をよろしくお願いします。
■植田辰哉全日本男子監督
今日はサーブがすべて。サーブミスの本数が序盤から多く出てしまったのが敗因。清水(邦広選手)の起用については、2枚替えでブロックに期待した。清水を山本(隆弘選手)に替える予定はなかった。今日の山本は決定率が高く、非常に活躍してくれた。
■宇佐美大輔主将
敗因はサーブとサーブレシーブ。思ったようなプレーができなかった。反省点は多くあるが、気持ちを切り替えていく。今日の敗戦をしっかり受け止めて明日に繫げたい。
■福澤達哉選手
日本は後手に回り残念だった。プレッシャーの中で自分たちがやってきたことをコートで表現しないと意味がない。格上相手に対し、勢いをもって積極的に攻め続けていくことが大事。だが、日本がやろうとしているサーブなどを、向こうにやられてしまい、流れをつぶされてしまった。
■山本隆弘選手
初戦はどうしても勝ちたかったが、負けて悔しい。これまで(練習で)やってきたことが今日は出せなかったが、今晩から修正、反省して明日は気持ちを切り替えて一からスタートしていく。
■イゴル・コラコビッチ セルビア監督
第1戦ということで、とても大切な試合だった。特にホームの日本に勝てて満足している。今は次の韓国戦にどう臨むかしか考えていない。
■ボヤン・ヤニッチ主将
質の良いパフォーマンスが披露でき、誇りに思う。自分たちには強い決意があり、それはオリンピックに行くことだ。