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その他国際バレーボール連盟会長にグラサ氏が就任

 国際バレーボール連盟(FIVB)919日から21日までアナハイム(アメリカ)にてFIVB総会を3日間に渡り開催しました。

 

 本総会の最大の焦点であった、魏(ウェイ)会長(中国)の任期満了による第4代会長選挙では、204の有効投票の内、過半数の103票を獲得した、アリ・グラサ氏(ブラジル)が選出されました。グラサ新会長は69歳。ブラジル連盟や南米連盟の会長で、ビーチバレーの普及と人気拡大に努め、選挙戦では南米、アフリカの両大陸連盟を中心に支持を広げていました。1984年ロサンゼルス・オリンピックに優勝したアメリカ男子チームの監督で、現在アメリカ・バレーボール協会のCEOを務めているダグ・ビール氏は次点でした。

 

 グラサ氏は「魏会長がなさってこられたことを継ぎ、近代におけるFIVBを築いていきたいと思います。私たちは、私たちのスポーツを世界で最も偉大なスポーツの一つにするためにここにいます。私を信頼してくださった方、将来信頼してくださる方に感謝の意を伝えたいと思います」と話しました。

 

 今回の選挙結果を受け、中野泰三郎会長は「グラサ氏が取り組んできたビーチバレーの発展は順調に進み、既に世界の大きな流れになっている。日本としても、この流れに後れないよう力を入れていくことになるだろう。1970年代にブラジルが日本から多くのコーチを招き、強化の基礎を築いたことをグラサ氏は選挙演説で強調していた。それほど、日本に対して強い信頼を寄せているということだと思う。日本協会と国際連盟とは、これまでにも増して友好な関係で、互いに発展していけると信じている」とコメントしました。

 

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