2013年01月31日
FIVBワールドカップ 2015年、2019年大会の招致成功
(写真中央は握手を交わす中野会長[左]とグラサ会長[右])
国際バレーボール連盟(FIVB)、公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)、株式会社フジテレビジョンは1月30日、FIVBワールドカップの2015年大会、2019年大会の契約書に署名しました。
FIVBのアリ・グラサ会長は「ワールドカップは、オリンピックの出場権を付与するプロセスにおいて不可欠な役割を果たし、バレーボール界全体にとって大変重要な大会なので、日本開催の伝統を継続することができ嬉しく思う」と述べました。
JVAの中野泰三郎会長は「2015年大会は、日本で開催される11度目のワールドカップとなる。オリンピックの出場権を獲得できる最初の大会を、再び日本で開催することができ、大変光栄」と話しました。
ワールドカップの男子大会は1965年にポーランドのワルシャワ、女子大会は1973年にウルグアイのモンテビデオで始まりました。その後、ワールドカップは、2つの大きな変化を遂げ、その1つ目として、1977年に日本での男女大会開催となりました。2つ目として、1991年、翌年のバルセロナオリンピックを前に、ワールドカップがオリンピックの出場権付与大会となり、優勝チームがオリンピックの出場権を獲得するようになりました。以降、ワールドカップはオリンピックの出場権付与大会として定着し、アトランタオリンピックを控えた1995年には、オリンピックの出場権が3枠に増えました。
2015年大会からは、ワールドカップで付与されるオリンピックの出場権は、これまでの3枠から2枠になります。オリンピックには以下の男女各12チームが出場する予定です。
・ ワールドカップから2チーム
・ 5大陸連盟(アジア、アフリカ、ヨーロッパ、北中米、南米)から各1チーム(各大陸選手権、もしくはFIVBワールドカップ2015以降に開催されるオリンピック各大陸予選で決定)
・ 2016年に開催される世界最終予選から4チーム
・ オリンピック開催国
FIVBワールドカップ2015は2015年8月21日から9月23日の間に行われ、2016年リオデジャネイロオリンピックの出場権を獲得できる最初の大会となる予定です。ワールドカップに出場する男女各12チームは、開催国、2014年世界選手権優勝チーム、各大陸連盟から2チーム(大陸選手権、もしくは2015年1月1日時点の世界ランキングで決定)とすることが提案されています。
※ワールドカップの開催期間や出場枠は変更になる場合がございますので、ご了承ください。