2013年04月13日
女子優勝は久光製薬スプリングス! 「2012/13 V・プレミアリーグ」ファイナルラウンド
2012/13 V・プレミアリーグのファイナルラウンド女子優勝決定戦が4月13日に東京体育館で行われ、セミファイナル1位の久光製薬スプリングスが同2位の東レアローズをストレート(25-16、25-16、25-17)で下し、6年ぶり3回目となるリーグ制覇を達成しました。
優勝決定戦の前に行われた3位決定戦では、岡山シーガルズがNECレッドロケッツをセットカウント3-1(25-16、25-18、17-25、25-20)で破りました。
優勝した久光製薬スプリングスには、ブランデージトロフィーと副賞の1,000万円が贈られました。最高殊勲選手賞(MVP)には久光製薬スプリングスの長岡望悠選手、敢闘賞には東レアローズの荒木絵里香選手、最優秀新人賞にはNECレッドロケッツの近江あかり選手がそれぞれ選出されました。
長岡望悠選手は「(優勝に加えて最高殊勲選手賞を受賞したことについて)今はまだ実感が湧いていない。チーム全員で悩んだりつまずいたりしたこともあったが、今シーズンは優勝を目標としてきたので良かった。今回の優勝はこのチームのスタートだと考えているので、今後に繋げていきたい」と飛躍を誓いました。
また今シーズンから久光製薬スプリングスの指揮を執り、女性監督としてはじめて優勝を果たした中田久美監督は「今日の試合にあたり、最悪のことを考えてきた。今シーズンはずっと勝っている東レ(アローズ)が相手で、東レは決勝の場数を踏んでいるということもあり、不安も大きかった。選手たちにどうやってプレッシャーをかけずに試合に臨ませようかいろいろと考えた。今日は自分が思っていた以上に、選手たちは迷わずに試合に臨んでくれた。(MVPの長岡選手は)これからの女子バレー界を考えると育てないといけない選手だと思い、試合で使い続けた。まだまだ課題もあるが、間違いなく今シーズンのポイントゲッターだと思う。(自分でMVPを選ぶなら)一番いろんなことを要求したのはキャプテンの古藤(千鶴)。セッターとして、キャプテンとして、一生懸命やってくれた。(皇后杯の時点では5合目という話があったが今は)6合目。リーグで優勝してやっとスタートラインだと思っている。これから本当の戦いが始まる」と力を込めました。
また3位決定戦をもって、全日本として2008年北京オリンピックに出場した杉山祥子選手(NEC)が15年間のVリーグ現役生活に終止符を打ちました。試合後に杉山選手は「レギュラーラウンドを1位通過した今シーズンだったが、今日はリズムを掴めず勝ち切れなかった。Vリーグの試合は最後なので悔しいが、たくさんの人に支えられた幸せなバレーボール人生だったことに感謝したい。現役生活を振り返ってみると、入社した当時は先輩方のおかげで4強入りは当たり前で、全勝優勝したこともあったが、昨年初めて入れ替え戦(チャレンジマッチ)を経験した時のプレッシャーが強く残っている。そういうのがあり、今シーズンに繋がっているので、昨シーズンと今シーズンは印象深い」と語りました。杉山選手は同日、「Vリーグ特別賞」も受賞しました。杉山選手の現役最後の大会は、5月に開催される黒鷲旗全日本男女選抜大会となります。
■ファイナルラウンド最終順位
優勝:久光製薬スプリングス
準優勝:東レアローズ
3位:岡山シーガルズ
4位:NECレッドロケッツ
■個人賞
○優勝監督賞
中田久美(久光製薬)
○最高殊勲選手賞
長岡望悠(久光製薬)
○敢闘賞
荒木絵里香(東レ)
○得点王(最多得点)
カナニ, ダニエルソン(トヨタ車体)
○スパイク賞(アタック決定率)
荒木絵里香(東レ)
○ブロック賞(セット当たりブロック決定本数)
荒木絵里香(東レ)
○サーブ賞(サーブ効果率)
荒木絵里香(東レ)
○サーブレシーブ賞(サーブレシーブ成功率)
座安琴希(久光製薬)
○レシーブ賞
新鍋理沙(久光製薬)
○ベスト6賞
平井香菜子(久光製薬)
荒木絵里香(東レ)
長岡望悠(久光製薬)
迫田さおり(東レ)
近江あかり(NEC)
古藤千鶴(久光製薬)
○ベストリベロ賞
座安琴希(久光製薬)
○最優秀新人賞
近江あかり(NEC)
○優秀GM賞
萱嶋章(久光製薬スプリングス 部長)
■Vリーグ特別賞
杉山祥子(NEC)



