2012年05月18日
火の鳥NIPPON、いざ出陣 2012ロンドンオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会
2012ロンドンオリンピック世界最終予選兼アジア予選女子大会開幕を前日に控えた18日、都内のホテルで出場8チームの監督が一堂に集まって記者会見を行いました。
会見には、全日本女子チームの眞鍋政義監督をはじめ、キューバ、チャイニーズタイペイ、韓国、ペルー、ロシア、セルビア、タイの各監督が出席。それぞれがロンドンへの切符獲得に向けて、熱く抱負を語りました。
眞鍋監督は「この大会は1位通過で必ずロンドンの出場権を獲得する。7試合厳しい戦いが続くだろうが、ベストを尽くす」と意気込みました。
この大会では4チームにオリンピックの出場権が与えられますが、日本は3位までに入るか、4位以下のアジア最上位になれば、出場権を得ることができます。
この日、火の鳥NIPPONは東京体育館のマッチコートで1時間の練習で汗を流しました。また今大会に出場する12名のメンバーも発表となりました。
◆眞鍋政義 全日本女子監督
「すべての面で強化してきた。特にサーブ、サーブレシーブ、ディフェンスを集中して強化してきた。先月の中国遠征では1勝3敗という成績だったが、日本に戻って、チームがひとつになってきた。選手選考については、この大会で1位通過をするためのメンバーを選んだ。まずは明日のペルー戦に集中している」
◆フアンカルロス・ガラ キューバ監督
「非常に難しい大会になると思う。1週間前に東京行が決まったが、いいレベルに仕上がった。最後まであきらめず、1点1点を確実に取る攻撃バレーをしたい」
◆坂口憲政 チャイニーズタイペイ監督
「チャイニーズタイペイは、個人競技ではオリンピックの出場権を持っているが、チーム競技はまだゼロ。挑戦者のつもりで精一杯戦って、オリンピックの参加資格を取りたい」
◆キム,ヒョンシル 韓国監督
「4年前の北京オリンピックには出られず、ダメージは大きかった。韓国のバレー界とファンの期待に応えるために、チケットを取りに行く。チームの機運を高めていきたい」
◆ルカ・クリストファーニ ペルー監督
「世界の強豪とあいまみれるわけだが、経験値を上げ、すべての試合に力を出して戦う」
◆セルゲイ・オフチニコフ ロシア監督
「大変な戦いになると思うが、ロンドンの出場権を取るラストチャンスなので、なんとかして取りたい」
◆ゾラン・テルジッチ セルビア監督
「どうしてもロンドンの切符を取りたい。強豪ばかりだが、高い望みを持ち、ベストの戦いをするつもりだ」
◆キャテポン・ラッチャタギャングライ タイ監督
「オリンピックは夢。すべての試合にベストを尽くしたい。これまで攻守にわたりすべての面で強化してきた。全力でぶつかっていきたい」
全日本女子チームは、19日の開幕初戦で南米のペルーと対戦します。その後、20日にチャイニーズタイペイ、22日にタイ、23日に韓国、25日にキューバ、26日にロシア、27日にセルビアと顔を合わせます。
日本戦の全試合は、TBS系列とフジテレビ系列で生放送されます。火の鳥NIPPONにご声援をお願いします!