2013アジアクラブバレーボール男子選手権大会、5-6位決定戦の対戦相手は予選ラウンドでも対戦したカザフスタン。日本は1-3で惜敗、今大会を6位で終了した。

　第1セット、カザフスタンの強力なサーブの前にサーブレシーブを崩され、攻撃のリズムを作れない日本、このセットを20-24で落とす。第2セット、日本はサーブで攻めブロックポイントを奪う組織的な攻撃で優位に試合を運び、第2セットを25-17と奪取する。第3セット、日本はミスが重なり劣勢となり17-25で落とす。第4セット、一進一退の攻防で終盤まで接戦となるも、要所でスパイクを決め切れず23-25と落とし、セットカウント1-3で惜敗を喫した。

◆ 安原監督コメント

このような素晴らしい機会を与えていただいた全ての関係者の方々に感謝を申し上げたい。結果は6位とメダルには届かなかったが、アウェイという環境で、高さ・パワーが一回り上の海外チームと戦うことにより、選手・スタッフ共にチームとしても大きな成長ができたと思う。今回得た収穫を基に、今シーズン最後の黒鷲旗大会をしっかりと戦い抜きたいと思う。たくさんのご声援ありがとうございました。

　2013アジアクラブバレーボール男子選手権大会、5-8位決定戦の対戦相手はインド。日本は3-2のフルセットで接戦を制し、5-6位決定戦へ回る。次戦は4月29日（現地時間）11時よりカザフスタンと対戦する。

　第1セット、序盤、両チーム共サイドアウトを取り合う接戦となる。中盤以降、インドの高いブロックの前に日本のスパイクが封印され、このセットを19-25で落とす。第2セット、日本は強力なサーブと組織的なブロックでリズムを掴み、第2セットを25-21と奪う。第3セット、山近哲と近裕崇が攻撃の中心となり得点を重ねると終盤逆転に成功し、25-19と連取する。第4セット、前半優位に試合を進めるも後半に逆転された日本は、デュースの末24-26と落とす。第5セット、序盤からブロックで流れを掴むと相手に最後まで流れを渡さず、15-5で最終セットを奪い、セットカウント3-2のフルセットで接戦を制した。

　2013アジアクラブバレーボール男子選手権大会、準々決勝の対戦相手はチャイニーズタイペイ。日本は0-3で敗戦を喫し、5-8位決定戦に回った。次戦は4月28日（現地時間）13時よりインドと対戦する。

　第1セット、序盤岡本秀明の好サーブから試合を有利に進めるが、終盤日本のミスから反撃に合うと勢いに乗った相手の前に防戦となり、このセットをデュースの末27-29と落とす。第2セット、一進一退の攻防となるも、要所でポイントを決め切ることのできない日本は22-25と落とす。第3セット、立ちあがり0-6と劣勢となる。後半にかけ必死の追い上げを図るも、前半の点差が響き第3セットを22-25で落とし、セットカウント0-3で敗戦を喫した。

　2013アジアクラブバレーボール男子選手権大会、予選リーグF組第2戦の対戦相手はイラク。日本は3－0のストレートで勝利、通算成績を1勝2敗とした。

第1セット、互いにサイドアウトを取り合い一進一退の攻防となる。終盤、力強いサーブでリードを広げた日本、25-21と先取した。第2セット、安定したサーブレシーブから白岩直也、近裕崇の攻撃に繋げ終始リードを保った日本、このセットを25-17と連取する。第3セット、高松卓也、山近哲を中心に攻撃のリズムを作り、25-23と押し切った日本、セットカウント3-0のストレート勝利を収めた。


◆順位決定予備戦最終順位
■ E組
1位：イラン(3勝0敗)
2位：チャイニーズタイペイ(2勝1敗)
3位：中国(1勝2敗)
4位：インド(0勝3敗)

■ F組
1位：カタール (3勝0敗)
2位：カザフスタン(2勝1敗)
3位：日本(1勝2敗)
4位：イラク(0勝3敗)


◆クウォーターファイナル競技日程
○4月27日(土)
11：00　チャイニーズタイペイ-日本
13：00　カタール-インド
15：00　カザフスタン-中国
17：00　イラン-イラク

　2013アジアクラブバレーボール男子選手権大会、予選リーグF組（1-8位決定予備戦）初戦の対戦相手はカタール。日本は1－3で敗戦を喫し黒星スタート、予選リーグF組2敗となった。次戦は4月25日（現地時間）15時よりイラクと対戦する。

第1セット、カタールの高さあるスパイクに防戦となり18－25で奪われる。第2セット、白岩直也に代え佐々木恵三を投入すると、攻撃のリズムが良くなり、第2セットを26－24と競り勝つ。第3セット、相手チームの強力なサーブにレシーブが崩されると、カタールに終始ペースを握られこのセットを15－25で奪われる。後のなくなった日本、第4セット反撃を試みるも、カタールの勢いに圧倒され20－25で落とし、セットカウント1－3で敗戦を喫した。

　2013アジアクラブバレーボール男子選手権大会、予選リーグD組3戦の対戦相手はオマーン。日本は3－2のフルセットで接戦を制し、予選リーグD組を2勝1敗の2位となった。明日からは順位決定予備戦（1-8位決定予備戦）となり、次戦は4月24日（現地時間）13時よりカタールと対戦する。

　第1セット、一進一退の攻防の中、終盤要所で連続ブロックポイントを決めた日本、オマーンを突き放し25-22と第1セットを先取。第2セット、オマーンの高いスパイクとブロックに苦戦、このセットを21-25と落とした。第3セットを22-25と奪われ後がなくなった日本、第4セット、高松卓矢に変わって入った井上崇昭が活躍、29-27としフルセットに突入。第5セット、チーム一丸となって戦った日本、最後は井上のバックアタックで15-10とし、セットカウント3-2の接戦を制した。


◆予選リーグ最終順位
■D組
1位：カザフスタン　 （3勝0敗）
2位：日本 （2勝1敗）
3位：オマーン （1勝2敗）
4位：モルディブ （0勝3敗）

◆順位決定予備戦（1-8位決定予備戦）組分け
■F組
・カザフスタン （1勝）
・カタール （1勝）
・イラク （1敗）
・日本 （1敗）
※予選ラウンドの同組同士の対戦はなく予選ラウンドの対戦成績を持ち越す。

　2013アジアクラブバレーボール男子選手権大会、予選リーグD組第2戦の対戦相手はカザフスタン。日本は0－3で敗戦、通算成績を1勝1敗とした。次戦は4月23日（現地時間）17時よりオマーンと対戦する。

　第1セット、高身長選手を揃えたカザフスタンの攻撃に苦戦、日本は粘りあるディフェンスで応戦するも、ブロック力の差により第1セットを20-25と落とす。第2セット、相手チームのミスに付け込み善戦するも、要所で決定力を欠きこのセットを23-25と奪われる。第3セット、カザフスタンのセンター線からの速攻を止められず20-25で落とし、セットカウント0-3で敗戦を喫した。

2013アジアクラブバレーボール男子選手権大会、予選リーグD組初戦の対戦相手はモルディブ。日本は3－0のストレートで完勝し、幸先良いスタートを切った。次戦は4月22日13時よりカザフスタンと対戦する。

　第1セット、近裕崇と佐々木恵三が攻撃の軸となり、スパイク、サーブで得点を重ね、モルディブを圧倒、25－10と先取する。第2セット、日本の勢いは止まらず25－9と連取する。第3セット、途中出場の岡本秀明と深津貴之がしっかりとスパイクを決め、このセットを25−18で奪い、セットカウント3－0のストレートで勝利を収めた。