スマートフォン解析

HOME > 国際大会 > 第16回アジア男子選手権大会 > 試合結果

国際大会

第16回アジア男子選手権大会

試合結果

最終順位

1位 イラン
2位 中国
3位 韓国
4位 オーストラリア
5位 日本
6位 インド
7位 パキスタン
8位 スリランカ
9位 カザフスタン
10位 タイ
11位 インドネシア
12位 カタール
13位 チャイニーズタイペイ
14位 トルクメニスタン
15位 アフガニスタン
16位 ウズベキスタン

日本の試合結果

9月29日 日本×インド ファイナルラウンド(5・6位決定戦)

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
-
3 23 18 25 25 21
インド
-
2 25 25 17 22 19

【第1セットのスタメン】

石島 雄介 石島 雄介 宇佐美

大輔 宇佐美
大輔
山村 宏太 山村 宏太
富松 崇彰 富松 崇彰 米山 裕太 米山 裕太 福澤 達哉 福澤 達哉 永野 健 永野 健
(リベロ)

【戦評】

第16回アジア男子選手権大会ファイナルラウンド5・6位決定戦、日本はインドにフルセットの接戦の末勝利し、5位で本大会を終えた。

第1セット、立ち上がり、富松崇彰の速攻で連続得点し、流れに乗りたい日本は7-8。宇佐美大輔、山村宏太と要所でブロックポイントが飛び出すと、12-10と一歩抜け出した。しかし、直後相手サービスエースで13-14とリードを奪われ、シーソーゲームに。富松のブロックポイントなどチャンスがあるものの、ミスが出て逆転できなかった。一点を争う攻防が続いたが、最後は23-25で押し切られ第1セットを落とした。
第2セット、日本は山村のクイックを効果的に絡め得点を重ねた。福澤達哉に代え越川優を投入し、6-8で中盤に。インドのブロックに掴まりだした日本は、追う展開が続き10-16。このセット途中出場の越川がパワフルなスパイクで応戦したが、第2セットを18-25で落とした。
第3セット、セット初めより阿部裕太、越川を起用。石島雄介の力強いサーブと阿部の巧みなサーブで得点を重ね8-6。互いに点数を奪い合い16-13で後半に突入した。越川のサーブ時に連続得点に成功し、18-13と突き放すと、そのまま第3セットを25-17で奪取した。
第4セット、粘り強いスパイクレシーブから石島のブロックポイントなどで得点を挙げ、8-7。ブロックが機能しだした日本は、流れを掴み16-11。終盤、米山裕太が攻守に活躍し、チームに安定感をもたらすと、そのまま第3セットを25-22で奪った。
第5セット、阿部は強気なトスワークを見せた。両チーム共、互いに持ち味を発揮し、8-7でチェンジコートをした後半、米山のブロックが決まり一歩抜け出したが、インドも高いブロックで対抗。再び9-9の同点に。長いラリーを制し12-10としたが、試合はデュースにもつれ込んだ。最後は自力に勝る日本がインドを制し、21-19と最終セットを奪い、セットカウント3-2のフルセットで接戦を制した。

TOPへ


9月28日 日本×スリランカ セミファイナルラウンド(5-8位)

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
-
3 25 25 25 - -
スリランカ
-
0 18 18 20 - -

【第1セットのスタメン】

石島 雄介 石島 雄介 宇佐美

大輔 宇佐美
大輔
松本 慶彦 松本 慶彦
富松 崇彰 富松 崇彰 米山 裕太 米山 裕太 福澤 達哉 福澤 達哉 永野 健 永野 健
(リベロ)

【戦評】

第16回アジア男子選手権大会、セミファイナルラウンド(5-8位)、日本はスリランカと対戦しストレートで勝利した。次戦のファイナルラウンド5・6位決定戦を9月29日11:00(現地時間)より、インドと対戦する

第1セット、立ち上がり、福澤達哉の切れのあるスパイク、米山裕太のスピードを活かしたサイドからの攻撃で得点、8-4とリードした。日本は相手スパイクをブロックで封じ、13-8と更に点差を広げた。16-9で後半に突入すると、センター・松本慶彦の速攻などで相手を圧倒、25-17と第1セットを先取した。
第2セット、序盤、サーブレシーブの安定しない日本は5-8と追う展開となった。サーブが決まり出した日本は、石島雄介のサーブ時に11-11の同点とすると、更には逆転に成功、16-13でセカンドテクニカルタイムアウトを折り返した。終始、安定した試合運びをみせた日本、このセットを25-18で奪った。
第3セット、互いに得点を重ね、8-7。僅差で試合は進み、16-14として後半を迎えた。スリランカの粘り強いレシーブになかなか抜け出すことができなかった日本だが、19-18となったところで、ワンポイントブロッカー・鈴木寛史が見事に相手スパイクをシャットアウト。21-18と一歩リードすると、そのまま押し切り25-20、セットカウント3-0のストレートで快勝した。

TOPへ


9月27日 日本×韓国 クウォーターファイナルラウンド(1-8位)

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
-
2 21 30 25 17 14
韓国
-
3 25 28 23 25 16

【第1セットのスタメン】

福澤 達哉 福澤 達哉 山本 隆弘 山本 隆弘 鈴木 寛史 鈴木 寛史
富松 崇彰 富松 崇彰 宇佐美

大輔 宇佐美
大輔
米山 裕太 米山 裕太 永野 健 永野 健
(リベロ)

【戦評】

第16回アジア男子選手権大会、クウォーターファイナルラウンド(1-8位)。日本は韓国と対戦し、フルセットの末敗れた。この結果日本は、セミファイナルラウンド(5-8位)進出が決定し、次戦を9月28日10:00(現地時間)より、スリランカと対戦する。
ベスト4進出は、オーストラリア、中国、イラン、韓国の4チームが確定した。

第1セット、立ち上がり、伝統の一戦らしく見応えあるラリーが続いた。日本はスパイクミスで失点を重ねると5-9となったところでタイムアウトを取った。鈴木寛史に代え山村宏太を投入すると、米山裕太のサーブ時に追加点。福澤達哉がネットインサービスを決め1点差に詰め寄った。しかし、相手のしぶといディフェンスの前に再度点差は開き、12-18。山村のパワフルなAクイックに米山のサービスエースで得点し16-19。ピンチサーバーに越川優、ワンポイントブロッカーに石島雄介・阿部裕太と総力戦となったが及ばず、第1セットを21-25と落とした。
第2セット、山村をセット初めから起用。開始早々、山本隆弘のサーブ時にチャンスボールを富松が押し込み、好スタートを切った。しかし、スパイクが決まらない日本は6-8。そこから山本にボールを集め10-9と逆転に成功し、1点を争う攻防が続いた。米山のサーブ時に相手レシーブを崩し連続得点、16-15と一歩リード。中盤は日本のペースで試合は進み、要所で福澤のブロックが出て18-16となった。韓国も粘りを見せ19-19の同点となると、終盤、一進一退の攻防となりデュースになった。日本は福澤にボールを集め、互いに譲らない攻防が続いたが、最後は韓国のスパイクミスに助けられ、第2セットを30-28で奪い返した。
第3セット、前セットの流れをそのままに勢いのあるプレーを見せた日本は、8-6。日本のブロックが機能し、11-7とリードを広げた。しかし16-11から、福澤が韓国ブロックに連続して止められ16-14。ミスが出た日本は16-17と逆転され、終盤に突入。好機にワンポイントブロッカーを投入すると、その流れから21-21と同点に追いついた。相手のスパイクミスに乗じ逆転すると、このセット、25-23で押し切った。
第4セット、両チームとも持ち味を存分に発揮した序盤、6-8。相手の強力なジャンプサーブに苦戦し、7-12と点差が広がった。9-15となったところで福澤に代え石島を起用。点差の縮まらない日本、14-20で終盤に突入した。相手スパイクに対して好ディフェンスできているものの、最後の一本が決まらず、第4セットを17-25で落とした。
第5セット、互いに得点を取り合い、富松崇彰のブロックポイントで7-6と抜けだすと、相手のミスによる失点で8-6としてチェンジコート。9-7となったところで越川をピンチサーバーに起用、そのサーブを起点に得点し、10-7。直後、日本はオーバーラインで失点11-11と同点にされ、そのままデュースにもつれ込んだ。最後は痛恨のスパイクミスが出て14-16と押し切られた。

〇セミファイナルラウンド(1-8位) 競技日程
10:00 日本×スリランカ (5-8位)
14:00 パキスタン×インド (5-8位)
16:00 オーストラリア×中国 (1-4位)
18:00 イラン×韓国 (1-4位)

TOPへ


9月26日 日本×イラン 順位決定予備戦(1-8位)

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
-
0 22 22 17 - -
イラン
-
3 25 25 25 - -

【第1セットのスタメン】

米山 裕太 米山 裕太 石島 雄介 石島 雄介 鈴木 寛史 鈴木 寛史
松本 慶彦 松本 慶彦 宇佐美

大輔 宇佐美
大輔
福澤 達哉 福澤 達哉 永野 健 永野 健
(リベロ)

【戦評】

第16回アジア男子選手権大会、順位決定予備戦(1-8位)、日本は予選ラウンドA組1位通過のイランと対戦し、ストレートで敗れた。
この結果日本は、順位決定予備戦E組3位となり、次戦は、9月27日16:00(現地時間)より、クウォーターファイナルラウンド(1-8位)を、順位決定予備戦F組2位通過の韓国と対戦する。

第1セット、イラン独特の大歓声の中、試合は始まった。日本はセッター対角のポジションに石島雄介を入れた変則的なフォーメーションで臨んだ。立ち上がり、日本は福澤達哉が両サイドから切れのあるスパイクなどで得点を加えた。7-8から、日本にややコンビミスが目立ったが、石島・福澤が軟打を織り交ぜた攻撃で得点し、日本のリズムで試合を運んだ。16-15から、イランのサービスエースやブロックポイントで16-18とリードを許したが、センター・松本慶彦が速攻を決めるなど追いすがった。終盤、富松崇彰、山本隆弘をワンポイントブロッカーで投入したが、第1セットを22-25で落とした。
第2セット序盤、相手ブロックに苦戦し、5-8と追う展開となった。更に6-10と点差を広げられたところで日本はたまらずタイムアウトを取った。粘り強いスパイクレシーブで僅差に詰め寄り、松本のブロックポイントで11-12。中盤、宇佐美大輔は松本にボールを集め攻撃を組み立てた。日本は永野を中心したレシーブで流れを引き寄せたいところだが、僅差のまま終盤へ突入。福澤のブロックポイントで21-22とあと一歩のところまで追い上げたが、最後は相手のサービスエースで失点、第2セットを22-25で落とした。
第3セット、2セット目途中から出場の富松をセット初めから起用。日本は相手ブロックを利用したスパイクで得点を重ね、6-8。多用してきたセンターからの攻撃が、イランのブロックに掴まり連続失点し9-14。10-15となったところで福澤に代え山本、11-16となったところで宇佐美に代え阿部裕太、富松に代え山村宏太を起用し流れを変えたい日本。しかし、相手ブロックの前に得点することができず、17-25でこのセットを落とした。

○順位決定予備戦E組 順位
1位 イラン
2位 インド
3位 日本
4位 パキスタン

○順位決定予備戦F組 順位
1位 オーストラリア
2位 韓国
3位 中国
4位 スリランカ

TOPへ


9月25日 日本×インド 順位決定予備戦(1-8位)

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
-
1 25 28 21 23 -
インド
-
3 20 30 25 25 -

【第1セットのスタメン】

福澤 達哉 福澤 達哉 山本 隆弘 山本 隆弘 鈴木 寛史 鈴木 寛史
松本 慶彦 松本 慶彦 宇佐美

大輔 宇佐美
大輔
米山 裕太 米山 裕太 永野 健 永野 健
(リベロ)

【戦評】

第16回アジア男子選手権大会、順位決定予備戦(1-8位)。日本は予選ラウンドC組2位通過のインドと対戦し、3-1で敗れた。次戦(9月26日)は18:30(現地時間)より、予選ラウンドA組1位通過のイランと対戦する。

第1セット、鈴木寛史のBクイックからスタートした。山本隆弘の力強いサーブで相手レシーブを崩すと、そのまま松本慶彦が押し込み3-1とスタートダッシュに成功。流れに乗った日本は、安定した試合運びで8-5とファーストテクニカルタイムアウトを折り返した。セッター・宇佐美大輔は鈴木・松本の両センターを効果的に攻撃に絡め、相手ブロックを翻弄。インドのサーブミスが多発したこともあり、このセット、25-20で先取した。
第2セット、立ち上がり、インドにスパイクを拾われ、2-5。3-8となったところで山本に代え越川優を投入。直後、福澤達哉がサービスエースを含む2連続ポイント、6-8と僅差に追い上げた。中盤、越川のブロックポイント、相手のスパイクミスなどから13-14と1点差にしたが、終盤、インドのブロックに掴まり始め17-21と点差が広がった。日本は米山裕太のコーナーを狙ったサーブで得点、20-22と詰め寄り、更には越川のサーブ時に連続得点、デュースに突入。日本はサイドからの速い攻撃・インドはセンター線で加点。最後は日本のコンビネーションが合わず、スパイクアウトになってしまい、第2セットを28-30で落とした。
第3セット、越川をセット初めから起用。立ち上がり、インドのブロックの前に苦戦した。福澤のサービスエースで追撃、7-8で折り返した直後、越川に代え山本をコートに戻すと、山本にボールを集め得点、14-16で後半に突入。17-19となったところでセッターを宇佐美から阿部裕太に交代。19-21で福澤に代え石島雄介を起用。20-22で山本に代え越川と、積極的なベンチワークを行ったが、あと一歩及ばなかった日本、第3セットを21-25で落とした。
第4セット、セット初めから阿部・山本を起用。6-4となったところで鈴木に代え山村宏太を投入。7-8でファーストテクニカルタイムアウトを迎えると、松本のサービスエースで10-10の同点に。攻守においてインドの高さに劣勢を強いられた日本は、14-16。20-21となったところで米山に代え石島をワンポイントブロッカーに起用し、21-21の同点に追いついたが、高さのあるインドの前に勝ち切れなかった日本、このセットを23-25と落とし、セットカウント1-3でインドに敗れた。

TOPへ


9月23日 日本×カザフスタン 予選ラウンド(C組)

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
3勝0敗
3 25 25 25 - -
カザフスタン
1勝2敗
0 23 19 23 - -

【第1セットのスタメン】

福澤 達哉 福澤 達哉 山本 隆弘 山本 隆弘 鈴木 寛史 鈴木 寛史
松本 慶彦 松本 慶彦 宇佐美

大輔 宇佐美
大輔
米山 裕太 米山 裕太 永野 健 永野 健
(リベロ)

【戦評】

第16回アジア男子選手権大会、予選ラウンドC組第3戦をカザフスタンと対戦し、ストレートで快勝した。この結果日本は予選ラウンドA組を1位通過し、次戦は9月25日14:00(現地時間)より順位決定予備戦(1-8位)を予選ラウンドA組2位通過チームと対戦する。

第1セット、立ち上がり、安定したディフェンスから得点に繋げ、4-1とリードを奪った。8-6でファーストテクニカルタイムアウトを折り返すと、米山裕太の1枚ブロックが決まり9-6。そのまま流れに乗りたい日本だったが、サーブレシーブが崩れ11-11の同点に。山本隆弘のサーブ時に連続得点し、再び16-13とリードを奪った。中盤、攻守に米山が奮闘し、終盤、ピンチサーバーで起用の越川優が見事にネットインサービスを決め、22-19とすると、このセットを25-23で先取した。
第2セット、序盤、センター・鈴木寛史の速攻などでテンポ良い攻撃を組み立て8-5。中盤、要所で鈴木のブロックポイントが出て15-11と優位に試合を運んだ。終盤、カザフスタンの高いブロックに点差を縮められたが、自力に勝る日本が、25-19で第2セットを連取した。
第3セット、立ち上がり、日本はスパイクミスから相手にリードを許し6-8。中盤、宇佐美大輔のブロックポイントを起点に、福澤達哉のサーブ時に連続得点し、12-13と僅差のまま後半へ突入。終盤、福澤のブロックで18-18と同点にし、1点を争う攻防となった。宇佐美に代え阿部裕太をワンポイントブロッカーで起用すると、阿部、米山のコンビネーションで得点、22-21と逆転に成功した。最後は福澤がレフトから豪快にスパイクを決め、第3セットを25-23と奪った。

○予選ラウンドA組順位
1位イラン
2位インド
3位チャイニーズタイペイ
4位アフガニスタン

○予選ラウンドC組順位
1位 日本
2位 パキスタン
3位 カザフスタン
4位 タイ

TOPへ


9月22日 日本×パキスタン 予選ラウンド(C組)

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2勝0敗
3 25 26 21 25 15
パキスタン
1勝1敗
2 20 28 25 16 5

【第1セットのスタメン】

石島 雄介 石島 雄介 山本 隆弘 山本 隆弘 山村 宏太 山村 宏太
富松 崇彰 富松 崇彰 阿部 裕太 阿部 裕太 越川 優 越川 優 永野 健 永野 健
(リベロ)

【戦評】

第16回アジア男子選手権大会予選ラウンド(C組)第2戦、日本は、初戦カザフスタンに勝利したパキスタンと対戦し、フルセットの接戦を制し勝利した。次戦は9月23日14:00(現地時間)より、カザフスタンと対戦する。

第1セット、スターティングメンバーに起用された阿部裕太は、バランス良く攻撃を組み立て、8-4とファーストテクニカルタイムアウトを奪った。石島雄介と永野健がコート外ギリギリまで追いかけて繋いだボールが得点に結びつき、流れは日本のものに。16-13から、富松崇彰のサービスエースで得点、要所で石島がセンターからの時間差攻撃で19-14と更に突き放した。終盤、サーブミスから若干もたついたが、第1セットを25-20で先取した。
第2セット、セット初めより富松に代え鈴木寛史を投入。立ち上がり、互いにミスによる得点が目立った。8-9と追う展開となると、日本はコンビミスを連続で出し、8-12と点差を広げられた。ここで越川優に代え福澤達哉、石島に代え米山裕太を投入。流れを変えたい日本は、10-14でセッターを阿部から宇佐美大輔に交代、10-16で迎えた。山村宏太のAクイックや宇佐美のサーブ、福澤のサービスエースで22-20の僅差に詰め寄ると、デュースにもつれ込んだ。しかし、最後は相手ブロックの前に失点し、第2セットを26-28で落とした。
第3セット、セット初めより、富松をコートに戻し、2セット目より出場の福澤・米山・宇佐美を起用。立ち上がり、山本隆弘のコースを狙ったサーブでポイントし4-1。相手の強力なサーブにレシーブを崩された日本は、8-8と同点で中盤に。なおも劣勢は続き10-13と逆転されると、山村に代え松本慶彦を投入。日本はパキスタンの高いブロックに掴まり苦戦、13-16で後半を迎えた。攻撃のリズムを作れない日本は、実力を発揮できず、21-25で落とした。
第4セット、セット初めより松本を起用。序盤、永野の素晴らしいディグから攻撃に転じ、8-7とリード。11-8で富松に代え鈴木を投入。山本サーブ時に連続得点し、15-10とした。続く福澤も切れのあるサーブで攻め、18-11とリードを広げた。このセット、終始攻めのサーブで主導権を握った日本が、25-16で奪った。
第5セット、相手スパイクをブロックにかけ粘り強いディフェンスを見せた日本、5-2とスタートダッシュに成功した。福澤のサービスエースもあり8-2とリードを広げた。コートチェンジ後、相手のミスに付け込み、得点を重ねた日本は、第5セットを15-5と奪い、セットカウント3-2のフルセットで勝利を収めた。

TOPへ


9月21日 日本×タイ 予選ラウンド(C組)

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝0敗
3 25 25 25 - -
タイ
0勝1敗
0 20 23 16 - -

【第1セットのスタメン】

米山 裕太 米山 裕太 山本 隆弘 山本 隆弘 松本 慶彦 松本 慶彦
富松 崇彰 富松 崇彰 宇佐美

大輔 宇佐美
大輔
福澤 達哉 福澤 達哉 永野 健 永野 健
(リベロ)

【戦評】

第16回アジア男子選手権大会予選ラウンド(C組)初戦、本大会2連覇を目指す日本はタイと対戦し、ストレートで勝利した。予選ラウンド(C組)第2戦は、9月22日16:00(現地時間)よりパキスタンと対戦する。

第1セット、序盤、福澤達哉のセンターからの時間差攻撃、米山裕太・富松崇彰のブロックポイントなどで連続得点を上げ、6-3と幸先良いスタートを切った。シーソーゲームが続き中盤に突入。日本は宇佐美大輔の巧みなトスワークでテンポ良い攻撃を仕掛け、リズムに乗った。福澤のブロックで19-14とすると、終盤はタイのミスによる失点に付け込み、第1セットを25-20と押し切った。
第2セット、米山の相手ブロックを利用した巧いスパイクから、自身のサーブ時のポイントで5-2とリードした。その後、日本のスパイクミスで8-8と同点とされたが、富松のブロックポイントで再び11-9とリードを取り戻した。そのまま1点を争う攻防となり、山本隆弘のサービスエースで14-12と一歩抜け出すと、後半、このセット好調のブロックでタイを18-13と突き放した。終盤、日本はミスから失点し、タイにサービスエースを取られ22-22の同点とされたが、最後は宇佐美のブロックで25-23、第2セットを連取した。
第3セット、前半粘り強いディフェンスから4-1と好スタートを切った。日本は好機をスパイクミスから逃がし、なかなかリズムに乗れなかった。中盤、長く続いたラリー中、米山がコート外に飛び出しながらつないだボールを、最後は山本が決め、16-11。終盤、危なげない試合運びで第3セットを25-16で奪い、セットカウント3-0のストレートで初戦を快勝した。

TOPへ


国際大会