初代表の大学生・高橋巧がプール戦で調子が上がらず、非常に難しい試合が続いた。トーナメント戦に入り、長谷川徳海のリードで高橋に本来の勢いある攻撃が戻ると、中国のCH.Chen/C.Yang組との接戦をフルセットの末に制した。準々決勝では、強豪・カザフスタンのSidorenko/Dyachenko組と対戦した。ハイレベルな攻防戦となるも力及ばず、5位タイで今大会を終えた。大会を通じて得た多くの課題と手応えを今後に活かしていきたい。

○高橋巧選手
「小さい選手が勝つために何が必要なのかを身をもって感じた大会だった。今後は勝つために必要なプレーを突き詰めて練習に励みたい。応援ありがとうございました。」

○長谷川徳海選手
「メダル獲得を目標として準備してきたが、目標を達成することができずに不甲斐なく思う。総監督と監督の求めるパフォーマンスを発揮できるよう、次の大会までしっかり強化していきたい。応援してくださった皆様、ありがとうございました。」

仲矢靖央と畑辺純希は国内大会ではそれぞれブロッカーとしてプレーしており、今大会では2ブロックでのプレーに挑戦した。攻撃的なサーブで長身選手の攻撃を封じることにある程度成功したが、国内大会では体験できない高さのブロックや長身のレシーバーを相手に、サイドアウトを奪えず苦戦した。今回の大会で得た手応えと反省点を今後に活かしたい。

○仲矢靖央選手
「今回、初代表としてアジアビーチバレ－ボール男子選手権大会に参加させていただき、9位タイという結果を収めた。『メダル獲得』という目標を掲げ強化に取り組んだことで、今後に向け大きな手応えを感じることができた。応援ありがとうございました。」

○畑辺純希選手
「今回初代表として参加した大会は、9位タイで終了した。次の大会までに、技術的にも精神的にももっと強くなりたいと思った。応援ありがとうございました。」

【大会方式が変更になりました】
◇11月7日(木)、11月8日(金)
＜プール戦＞
14チームが、4つのプール(プールAとプールBは3チーム、プールCとプールDは4チーム)に分かれて1回戦総当りリーグ戦を行う。プールAとプールBの1位チームはトーナメント1回戦が免除となり準々決勝へ、それ以外の12チームはトーナメント1回戦に進出する。

◇11月9日(土)
＜トーナメント1回戦＞
12チームがそれぞれ1試合を戦い、勝者6チームが準々決勝に進出する。なお、プールCの1位とプールDの1位はトーナメント1回戦では当たらない。
＜準々決勝＞
トーナメント1回戦の勝者6チームとプール戦のプールAとプールBの1位チーム、計8チームが準々決勝を戦う。勝者4チームが準決勝に進出する。

◇11月10日
＜準決勝＞
準々決勝の勝者4チームが準決勝を戦う。勝者2チームが決勝戦へ、敗者2チームが3位決定戦へ進出する。
＜3位決定戦＞
準決勝の敗者同士が戦い、3位を決定する。
＜決勝＞
準決勝の勝者同士が戦い、優勝・準優勝を決定する。