日本の最終戦の相手はタイ。
第1セット出来田敬のスパイク、ブロックでリードしたが、終盤タイの１番ジライユがスパイクとサーブを決め第１セットを失った。
第2セットに入ると連続得点が無かった日本は、出来田と小澤翔を代えリズムを作ると、小澤のスパイク、塩田達也のクイックでリードすると、終盤渡辺が相手の１番のジライユをブロックし第2セットを取った。
第3セットに入ると、タイはレフトに攻撃主体に切り替え、これに対応できない日本は一方的な展開になり第3セットを失った。
第4セットは、伏見大和から安永拓弥、小澤を出来田に代え、相手のレフト攻撃に対するブロックに対応した日本は、出来田、安永が相手のレフト攻撃をシャットアウトし第4セットを取った。
第5セットは、星野秀知のサーブでリードし出来田のブロックが決まり、チェンジコート。最後は、星野のスパイクが決まり、セットカウント3−2でタイに勝利した。
最終順位は、1位日本、2位アメリカ、3位タイ、4位中国　となった。

第2戦はハワイ選抜のアメリカとの対戦である。
第１セット、出耒田敬のスパイクで序盤リードしたが、アメリカは3番のトニーのスパイクで追い上げる。しかし、日本の渡辺奏吾、塩田達也のスパイクでリード広げ、最後も塩田のAクイックで第1セットを取った。
第2セットに入るとアメリカのブロックが機能し、3番のトニーにボールを集めリードを奪った。日本は中盤、出耒田を小澤翔に代え、ムードを変えた。しかし、終盤アメリカの9番ジョシュアにスパイクを決められ、第2セットを失った。
第3セットに入ると小澤の時間差、バックアタックが決まり、リードする。終盤、星野秀知のスパイクでリードを広げ、第3セットを取った。
第4セットに入ると塩田のジャンプサーブで相手のレシーブを崩し、得点を重ねた。中盤、相手エース・トニーを伏見大和がブロックで仕留め、リードを広げると、最後は星野のスパイクが決まり、3-1で勝利した。

第24回アジア太平洋カップ福岡国際男子バレーボール大会が開幕、日本は来年のユニバーシア―ド大会を見据えた布陣で優勝を目指す。初戦の相手は中国。
第１セット、深津英臣の冷静なトスワークと出耒田敬のスパイクで得点を重ね、中盤までに15-9とリード、中盤以降も中国のミスもあり、25-14で日本が先取した。
第2セット、塩田達也のサーブが走り、序盤で8-3とリード、しかし中国もブロックで対抗。その後、星野秀知、渡辺奏吾、出耒田敬と相手エースとの打ちあいになり、終盤を迎えたが、中国のミスを誘い、25-19で連取した。
第3セット、伏見大和のサーブが効果的に決まり、出耒田のスパイク・塩田のブロックで9-1と大量リードを奪った。その後も古賀太一郎の安定したサーブレシーブから日本のコンビバレーを展開したが、中国がスパイク・ブロックと応戦、流れが傾きかけたものの日本が粘りを見せ、セットカウント3-0で今大会初勝利をあげた。