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国際大会

モントルーバレーマスターズ2013

試合結果

最終順位

1位 ブラジル
2位 ロシア
3位 ドミニカ
4位 イタリア
5位 日本
6位 中国
7位 ドイツ、スイス

個人賞

ベストスパイカー 長岡望悠

日本の試合結果

6月2日 日本×中国 5位決定戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
3 25 27 13 25 -
中国
1 20 25 25 19 -

【第1セットのスタメン】

長岡 望悠 長岡 望悠 岩坂 名奈 岩坂 名奈 石井 優希 石井 優希
高橋 沙織 高橋 沙織 平井

香菜子 平井
香菜子
藤田 夏未 藤田 夏未 座安 琴希 座安 琴希
(リベロ)

【戦評】

 
 モントルーバレーマスターズ大会最終日、日本は若手中心の中国と5位決定戦を戦い、セットカウント3-1で勝利、5位で本大会を終えた。
 第1セット、序盤、中国のエースにブロックの上からスパイクを決められた日本。しかしエース・長岡望悠が勝負強さを見せすぐさま同点にすると、岩坂名奈のサービスエースなどで16-14と逆転に成功。高橋沙織のナイスディグ(スパイクレシーブ)に石井優希、長岡が応えリードを守った日本は、中国のミスもあり25-20で第1セットを奪った。
 第2セット、日本はサーブで攻め8-4とスタートダッシュに成功。中国のエースに強弱をつけたスパイクを決められるが、藤田夏未と平井香菜子のコンビが冴え、16-12で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後、サーブレシーブの乱れや際どい判定に苦しめられ、中国に追い上げられる場面もあったが、第1セット同様、長岡が勝負強さを見せ、21-18で再度中国を引き離した。セット終盤に中国も意地を見せ、ブロックや高さのあるスパイクで23-23と一度は同点にされるも、最後は高橋が苦しい態勢からブロックアウトを取り、27-25で2セット連取に成功した。
 第3セット、序盤から立て続けに中国にブロックを決められ、3-8とリードを許した日本。しかし平井、藤田がサーブで攻めると、岩坂がダイレクトスパイクや速攻を決め、9-10と中国に詰め寄った。ところが徐々に強いサーブを打ってくる中国に日本はサーブレシーブを乱され、レフトとライトが連続でブロックにかかり始めた。立て直しができないまま9-18と再び大きくリードを広げられ、そのままこのセットを失った。
 第4セット、第3セットから調子を上げている中国のエースは止められないものの、日本は「拾って繋ぐ」バレーを展開。そこから長岡、石井優希、高橋がディフェンスの頑張りに応える形で13-9とリードを広げた。日本がサーブで攻めると、今度は中国がミスを連発。そこからさらにリードを広げた日本は、この流れを切らさず25-19でこのセットを奪い、セットカウント3-1で中国に勝利した。

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6月1日 日本×スイス セミファイナルラウンド

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
3 25 25 25 - -
スイス
0 20 15 14 - -

【第1セットのスタメン】

中村

亜友美 中村
亜友美
岩坂 名奈 岩坂 名奈 高橋 沙織 高橋 沙織
石井 里沙 石井 里沙 平井

香菜子 平井
香菜子
藤田 夏未 藤田 夏未 吉田 真未 吉田 真未
(リベロ)

【戦評】

 モントルーバレーマスターズ大会5日目、セミファイナルラウンドの相手は、プールAを4位で通過したスイス。今日勝てば明日5位決定戦、負ければ本大会終了となるため、何としても勝ちたい一戦。日本は終始スイスを圧倒し、セットカウント3-0のストレートで勝利した。次戦は6月2日(現地時間)11時より中国と5位決定戦を戦う。
 第1セット序盤、これまでなかなか合わなかった藤田夏未と平井香菜子のコンビネーションが合い始め、速攻でスイスを翻弄した日本。岩坂名奈、石井里沙のサーブで崩すと、スイスはミスを連発、18-13とリードを広げることに成功。セット終盤、スイスのパワーある攻撃で追い上げられる場面もあったが、25-20で第1セットを奪った。
 第2セット、第1セット同様サーブが効果的に決まり、序盤からリードを広げたが、中盤スイスに高い打点からの速攻やブロックを連続で決められてしまう。しかし、落ち着いてサーブレシーブを返し、岩坂が速攻を決めると、中村亜友美も高いブロックを利用したスパイクを決め、20-15で第2セットを連取した。
 第3セット、藤田がサーブでスイスを前後に揺さぶりミスを誘うと、高橋沙織が相手スパイクを1枚でブロックするなど、日本が主導権を握る試合展開に。セット中盤、リベロ吉田真未や藤田のナイスディグ(スパイクレシーブ)を全員で繋ぐと、最後は中村が決めた。さらに得点を重ねた日本は、18-6と大幅にリードを広げた。終盤、岩坂がスイスの速攻やサイド攻撃を連続ブロック。このセットを25-14で取り、セットカウント3-0でスイスに勝利した。

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5月31日 日本×ドイツ 予選リーグ(Pool B) 第3戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2勝1敗
3 25 23 25 25 -
ドイツ
3敗
1 21 25 22 14 -

【第1セットのスタメン】

今村 優香 今村 優香 長岡 望悠 長岡 望悠 大竹 里歩 大竹 里歩
島村 春世 島村 春世 藤田 夏未 藤田 夏未 石井 優希 石井 優希 座安 琴希 座安 琴希
(リベロ)

【戦評】

 モントルーバレーマスターズ大会4日目、予選リーグ第3戦の相手はここまでドミニカ、イタリアに2敗しているドイツ。両チーム、勝てばグループ3位、負ければ4位となるため、どうしても負けられない一戦。攻守の切り替えの激しいこの試合、日本はセットカウント3-1でドイツに勝利し、予選リーグ3位通過を決めた。次戦は6月1日(現地時間)16時より予選リーグプール Aを4位で通過したスイスと5位決定戦を懸けて対戦する。
 第1セット序盤、ミスが出てしまい流れに乗れない日本はドイツにリードを許す。しかし今村優香がサーブでドイツを崩し石井優希がコースを突いたスパイク、島村春世が移動攻撃を決めると、同点に追いつくことに成功。セット終盤、今村、長岡望悠が相手ブロックを利用した巧い攻撃を見せ、23-19とリードを広げた日本は、そのまま第1セットを先取した。
 第2セット、サーブレシーブが決まらない日本は、第1セット同様なかなかリズムを掴めない。しかし中盤、サーブレシーブが安定しはじめると長岡がブロック、スパイクを連続で決め、16-15と逆転に成功する。しかしシーソーゲームで迎えた終盤、日本はスパイクミスを連発し、23-25で第2セットを落とした。
 第3セット、やはりサーブレシーブが安定しない日本は13-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。ピンチサーバーで出場の中村亜友美が相手を崩すと、岩坂名奈、長岡が連続ブロック、中村がナイスレシーブを決めて流れを掴み、17-17と同点に追いついた。終盤、石井優希の連続サービスエースでさらにリードを広げ、最後はこのセット途中から出場の高橋沙織がブロックを決め、2セット連取に成功した。
 第4セット、8-6とこの試合初めて先にテクニカルタイムアウトを取った日本は、岩坂のブロックや速攻、相手のミスでさらにリードを広げ、流れを掴んだ。また、長岡のナイスディグ(スパイクレシーブ)を全員で繋ぐと、最後は石井優希がしっかりと決め、このセットを25-14とドイツを圧倒。セットカウント3-1でドイツを下した。

○順位表
■プールA
1位: ブラジル(勝点9/3勝0敗)
2位: ロシア(勝点6/2勝1敗)
3位: 中国(勝点3/1勝2敗)
4位: スイス(勝点0/0勝3敗)

■プールB
1位: イタリア(勝点7/2勝1敗)
2位: ドミニカ共和国(勝点6/2勝1敗)
3位: 日本(勝点5/2勝1敗)
4位: ドイツ(勝点0/0勝3敗)

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5月29日 日本×イタリア 予選リーグ(Pool B) 第2戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝1敗
3 21 27 25 21 15
イタリア
1敗
2 25 25 21 25 12

【第1セットのスタメン】

今村 優香 今村 優香 長岡 望悠 長岡 望悠 平井

香菜子 平井
香菜子
島村 春世 島村 春世 藤田 夏未 藤田 夏未 石井 優希 石井 優希 吉田 真未 吉田 真未
(リベロ)

【戦評】

 モントルーバレーマスターズ2013、予選リーグ2戦目の相手は身長2メートルを超える選手を2人も有するイタリア。日本は激しい攻防戦を制しセットカウント3-2で勝利した。次戦は5月31日(現地時間)21時よりセミファイナルラウンド進出を賭けて懸けてドイツと対戦する。
 第1セット序盤、日本はイタリアの高いブロックに捕まるが、今村優香がサーブで相手を崩すと島村春世がブロック、石井優希がコースを突いたスパイクを決め8-5とリード広げた。しかし中盤にイタリアのセンターに移動攻撃を連続で決められ16-16と同点にされてしまう。終盤にイタリアの強烈なジャンプサーブで20-23とリードを広げられた日本は、そのまま第1セットを奪われた。
 続く第2セット、今村がクロス奥を突いたスパイクや、ダイレクトスパイクを決めるが、サーブミスが多い日本はなかなか流れを掴めない。しかし石井優希が強弱をつけた攻撃でイタリアのミスを誘い、16-13とリードを広げるとことに成功。終盤イタリアの高さのあるスパイクとブロックに苦しめられ、一度は逆転を許したものの、ピンチサーバーで入った大竹里歩がイタリアを崩し、今村がダイレクトを決めると、島村がスピードでイタリアを翻弄。23-23と同点に追いつき、最後は石井優希と藤田夏未が連続でブロックを決め27-25で第2セットを奪取した。
 第3セット、石井優希や島村のブロックで流れに乗った日本は16-11とリードを広げた。終盤、イタリアの強いサーブと日本のミスで23-21まで追い上げられたが、ここでも石井優希、長岡望悠が相手のブロックを使った巧みな攻撃を展開し、25-21と第3セットを奪った。
 第4セット、このまま流れに乗りたい日本は藤田や吉田真未の好レシーブを長岡、石井優希らが決めリードしたが、イタリアの前後に揺さぶるサーブに崩され16-19と逆転を許した。そのままこのセットを失いセットカウント2-2とフルセットにもつれ込んだ。
 迎えた最終第5セット、第4セット終盤から出場の高橋沙織が前後から速い攻撃を決め、8-5とリードを広げることに成功。その後長いラリーをイタリアにものにされ10-9まで詰め寄られるが、長岡、高橋が踏ん張りを見せ、最後は今日活躍の石井優希がスパイクを決めてセットカウント3-2で勝利。日本は今シーズン初勝利を挙げた。

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5月28日 日本×ドミニカ共和国 予選リーグ(Pool B) 第1戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1敗
0 19 16 22 - -
ドミニカ共和国
1勝
3 25 25 25 - -

【第1セットのスタメン】

長岡 望悠 長岡 望悠 岩坂 名奈 岩坂 名奈 中村

亜友美 中村
亜友美
石井 優希 石井 優希 平井

香菜子 平井
香菜子
藤田 夏未 藤田 夏未 座安 琴希 座安 琴希
(リベロ)

【戦評】

 モントルーバレーマスターズ2013、予選リーグ初戦の相手は、ほぼロンドンオリンピックメンバーが揃うドミニカ共和国。日本は代表経験のある平井香菜子、座安琴希、石井優希らがチームをけん引するも0-3のストレート負けを喫した。次戦は5月29日(現地時間)21時00分よりイタリアと対戦する。
 第1セット、序盤にドミニカ共和国の高さとパワーのある攻撃を決められるも、日本は粘り強くレシーブし、石井優希のスピードとコースを突くスパイクなどでドミニカ共和国に食らいついた。しかしサーブレシーブの乱れから12-19とリードを許した日本は、リズムを取り戻せないまま19-25と第1セットを奪われた。
 続く第2セット、序盤からコンビが乱れた日本は、6-13とリードを広げられた。しかし、藤田夏未がサーブでドミニカ共和国を崩すと、岩坂名奈のブロック、石井優希、長岡望悠らの連続スパイクが決まる。11-13と追い上げを見せた日本だったが、ドミニカ共和国の高いブロックに対応できず第2セットを16-25で落とした。
 第3セットは途中交代の高橋沙織がスパイクを決めチームを盛り立てた。要所でもやはり高橋が強弱をつけたスパイクやコースを突いたスパイクを決め、シーソーゲームで試合は進んだ。しかしセット終盤、再びサイド、ミドルともにドミニカ共和国の高さのあるブロックに阻まれてしまった日本は22-25でこのセットも落とし、セットカウント0-3の黒星スタートとなった。

【コメント】

○眞鍋政義監督 


「初めて世界と戦う選手たちが多く、トスが近いと確実にブロックに捕まる点、ブロック1枚、一対一の勝負でもブロックにかけてしまう点など、課題と修正は沢山ある。コンビもまだまだ合っていないので、一つ一つ修正していきたい」

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