スマートフォン解析

HOME >  国際大会 >  第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)バレーボール競技 男子

国際大会

第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)バレーボール競技 男子

試合結果

最終順位

1位 ロシア
2位 ポーランド
3位 日本
4位 ウクライナ
5位 カナダ
6位 チェコ
7位 ブラジル
8位 韓国
9位 ベラルーシ
10位 エストニア
11位 ラトビア
12位 チリ
13位 タイ
14位 メキシコ
15位 オーストラリア
16位 スイス
17位 中国
18位 ホンコンチャイナ
19位 アメリカ
20位 マカオ
21位 アラブ首長国連邦

個人賞

ベストセッター 深津英臣
ベストディガー 古賀太一郎

日本の試合結果

7月16日 日本×ウクライナ 3位決定戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
3 25 26 25 - -
ウクライナ
0 15 24 23 - -

【第1セットのスタメン】

星野 秀知 星野 秀知 出耒田 敬 出耒田 敬 塩田 達也 塩田 達也
伏見 大和 伏見 大和 深津 英臣 深津 英臣 千々木

駿介 千々木
駿介
古賀

太一郎 古賀
太一郎
(リベロ)

【戦評】

 第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)男子バレーボール競技、3位決定戦は本大会予選リーグ戦でフルセット負けを喫したウクライナとの再戦となった。一昨晩のセミファイナルラウンド(1-4位)、ロシア戦での敗戦から気持ちを切り替えて臨んだ日本。第1セットこそ危なげない試合運びで奪ったものの、第2セット以降は一進一退の攻防戦となった。それでも接戦を制しストレートでウクライナを破った日本は、見事銅メダルを獲得した。

 これまでのスターティングメンバーから対角の千々木駿介と星野秀知を入れ替えたローテーションで臨んだ第1セット、日本はサーブレシーブにミスがなく、サイドアウトから安定して得点を取った。ウクライナがスパイクミスを犯し、塩田達也と深津英臣のブロックが効果的に決まると、25-14で第1セットを危なげなく先取した。
 第2セット、このセットもサーブレシーブが安定し、22-15まで順調に試合を進めた。しかし、ウクライナのブロックや出耒田敬のスパイクミスなどで連続5失点。これで一気に流れがウクライナに傾くと23-23と同点に追い付かれた。しかし諦めずに戦った日本、最後は出耒田のスパイクとサービスエースが決まり、26-24で2セットを連取した。
 第3セット、第2セットと同様、終盤まで競り合いが続いた。日本は千々木と出耒田がスパイクで応戦したが、ウクライナのエースが踏ん張りを見せ、互角の戦いとなった。終盤、23-22から出耒田のスパイクが決まり、日本がマッチポイントポイントに到達。最後はウクライナのサーブミスで第3セットを日本が奪取した。
 この結果、日本はウクライナにストレート勝ちし、銅メダルを獲得した。日本がユニバーシアード競技大会男子バレーボール競技でメダルを獲得したのは、第23回大会(2005/イズミル)で銀メダルを獲得して以来、4大会ぶり。

TOPへ


7月14日 日本×ロシア セミファイナルラウンド(1-4位)

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1 15 10 25 22 -
ロシア
3 25 25 22 25 -

【第1セットのスタメン】

千々木

駿介 千々木
駿介
出耒田 敬 出耒田 敬 塩田 達也 塩田 達也
伏見 大和 伏見 大和 深津 英臣 深津 英臣 星野 秀知 星野 秀知 古賀

太一郎 古賀
太一郎
(リベロ)

【戦評】

 第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)男子バレーボール競技、セミファイナルラウンド(1-4位)の対戦相手は前回第26回大会王者のロシア。本大会の開催国でもあるロシアは地元の大声援を受け、試合は完全アウェイの中行われた。昨日のチェコ戦での勝利の勢いそのままに臨んだ日本だったが、ロシアの強力なスパイクやサーブに苦戦し、セットカウント1-3で敗れた。この結果3位決定戦に回った日本は、7月16日(現地時間)17時より、ウクライナと銅メダルを懸けて対戦する。

 第1セット、立ち上がりからロシアの正確な守備に阻まれ、サーブレシーブからの攻めがなかなか決まらない日本。ロシアに6連続失点を喫し、大きくリードを奪われてしまった。その後もロシアに強力なサーブで圧倒され、15-25で第1セットを落とした。
 第2セット、第1セットに続きロシアの強力なスパイクと、高い打点からの速いジャンプフローターサーブに崩された日本。コンビネーション攻撃をすることができず、前半からロシアにリードを広げられてしまった。中盤、タイムアウトを取って流れを変えようと試みたが、なかなか点差を縮めることができない。このまま勢いに乗ったロシアにブロックとサーブポイントで押し切られ、10-25で第2セットを落とした。
 第3セット、アウトサイドの対角を千々木駿介と渡辺奏吾に代えてスタートした日本は、深津英臣のジャンプフローターサーブでロシアのサーブレシーブを崩すことに成功。そこからさらにロシアのスパイクミスを誘い、連続6得点を挙げると、8-11と逆転に成功した。サーブミスの多いロシアに対し、日本のサーブレシーブが安定。さらに千々木と出耒田敬のスパイクが決まり、25-22で第3セットを日本が奪取した。
 第4セット、序盤こそロシアと互角の勝負を展開したが、中盤ロシアのメンバーチェンジにうまく対応できず、リードを許した日本。さらにロシアのジャンプフローターサーブにサーブレシーブが乱されてしまった。なんとか追い上げたい日本だったが、サーブミスが多く、点差を縮めることができないまま、22-25で第4セットを落とした。この結果、日本はセットカウント1-3でロシアに敗れ、惜しくも決勝進出を逃した。
 3位決定戦では、予選リーグ戦で対戦し、フルセットの末に敗れたウクライナと再戦する。勝利すれば第23回大会(2005/イズミル)で銀メダルを獲得して以来、4大会ぶりのメダル獲得となる。

TOPへ


7月13日 日本×チェコ クウォーターファイナルラウンド(1-8位)

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
3 25 22 25 26 -
チェコ
1 21 25 23 24 -

【第1セットのスタメン】

千々木

駿介 千々木
駿介
出耒田 敬 出耒田 敬 塩田 達也 塩田 達也
伏見 大和 伏見 大和 深津 英臣 深津 英臣 星野 秀知 星野 秀知 古賀

太一郎 古賀
太一郎
(リベロ)

【戦評】

 第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)男子バレーボール競技、クウォーターファイナルラウンドの対戦相手は予選リーグ戦D組を1位で通過したチェコ。勝てばベスト4が決まるだけに、負けられない試合。日本はセットカウント3-1でチェコを破り、セミファイナルラウンド(1-4位)進出を決めた。次戦は7月14日(現地時間)20時より、前回第26回大会王者のロシアと決勝進出を懸けて戦う。

 第1セット、序盤に伏見大和がチェコのクイックを2本連続で止めるなどの活躍を見せた。日本はサイド攻撃を多用するチェコに苦戦したが、終盤に伏見に代わって入った小澤翔がサービスエースを決め23-20と一歩抜け出すことに成功。流れを掴んだ日本が第1セットを25-21で奪取した。
 第2セット、序盤は出耒田敬の攻撃が封じられ、チェコにリードを許した。その後なんとか追い上げて、2回目のテクニカルタイムアウトを13-16で折り返したが、今度は星野秀知がシャットアウトされ、チェコとの点差を縮めることができないまま、22-25で第2セットを落とした。
 第3セット、序盤に連続5ポイントを決め、1-7とチェコを大きく引き離した日本。このまま勢いに乗りたいところだが、中盤以降にチェコの猛追を受け、20-20の同点にされてしまった。このまま流れがチェコに傾くかと思われたが、終盤に塩田達也がクイックを決めると、さらに伏見のサービスエースが決まり、23-21と一歩抜け出した日本。最後は出耒田のスパイクで25-23とし、第3セットを奪取した。
 第4セット、前半は両者拮抗し、1点を奪い合う展開が続いた。15-16で2回目のテクニカルタイムアウトを折り返した終盤、千々木駿介のサーブポイントで18-17と逆転に成功したが、チェコを引き離すことができず、今セットの結果はデュースへともつれ込んだ。伏見がチェコの背番号13番・Kulihaをブロックし、マッチポイントを握ると、この局面で日本は深津英臣に代えて、渡辺奏吾を投入。最後はチェコのエースがスパイクミスを犯し26-24。日本が第4セットを奪い、セットカウント3-1でチェコに勝利した。

TOPへ


7月11日 日本×タイ 予選リーグ戦(B組) 第3戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝2敗
2 26 20 15 25 9
タイ
1勝2敗
3 24 25 25 21 15

【第1セットのスタメン】

千々木

駿介 千々木
駿介
出耒田 敬 出耒田 敬 塩田 達也 塩田 達也
伏見 大和 伏見 大和 深津 英臣 深津 英臣 星野 秀知 星野 秀知 古賀

太一郎 古賀
太一郎
(リベロ)

【戦評】

 第27回ユニバーシアード競技大会男子バレーボール競技、予選リーグ戦最終戦の対戦相手はタイ。昨晩のウクライナ戦から一夜明け、気持ちを切り替えて挑んだ日本だったが、要所でタイのサーブに苦戦。サーブレシーブが乱れて攻撃が単調になってしまい、フルセットの末に敗れた。予選リーグ戦全3戦を終えて勝点5(1勝2敗)の日本はB組2位となり、クウォーターファイナルラウンド(1-8位)進出を決めた。次戦は7月13日(現地時間)20時より、D組1位通過のチェコと対戦する。

 第1セット、タイはアウトサイドからの攻撃、日本はコンビネーション攻撃で、それぞれサイドアウトを奪い合う展開に。終盤以降も両者拮抗しデュースとなった。最後は出耒田敬のスパイク、千々木駿介のブロックが決まり、26-24で日本が逃げ切った。
 第2セット、序盤から11-11まで競り合うも、タイの背番号1番・Jirayuの強力なジャンプサーブで連続4失点を喫した。その後、千々木に代わり渡辺奏吾を、出耒田に代わり山田脩三を投入したが、その後もタイのサーブに崩された日本は20-25で第2セットを失った。
 第3セット、日本は千々木に代わり渡辺、伏見大和に代わり李博を立ち上がりから起用。しかし、前半から中盤にかけて、またしてもタイの強いサーブにサーブレシーブが崩され、乱れた所をブロックやクイックで切り返されてしまった。そこで、出耒田に代わり小澤翔をコートに投入し反撃を試みたが、タイの勢いを止めることはできず、15-25で第3セットを失い、タイに2セット連取を許した。
 第4セット、星野秀知に代わり千々木を立ち上がりから起用した。このセットは前半から渡辺、リベロの古賀太一郎を中心にサーブレシーブが安定。それに応えるように、千々木や山田がスパイクを決めた。さらに終盤、21-20から李と千々木の連続ブロックポイントでタイを突き離して、25-21で第4セットを奪取。これでセットカウント2-2となり、勝負は第5セットにもつれ込んだ。
 第5セット、前半は互角に競り合う展開となった。しかし、中盤にサーブレシーブが崩れると、タイに日本の単調な攻撃をブロックされる展開に。さらに、サービスエースなどで勢いに乗ったタイを止めることができず、9-15で第5セットを落とした。この結果、日本はフルセットの末にタイに敗れたものの勝点「1」を獲得し、予選リーグ戦D組を2位通過した。クウォーターファイナルラウンド(1-8位)では前回第26回大会7位のチェコとセミファイナルラウンド(1-4位)進出を懸けて対戦する。


○予選リーグ戦 B組 最終順位
1位:ウクライナ (勝点8、3勝0敗)
2位:日本 (勝点5、1勝2敗)
3位:タイ (勝点3、1勝2敗)
4位:ラトビア (勝点2、1勝2敗)

TOPへ


7月10日 日本×ウクライナ 予選リーグ戦(B組) 第2戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝1敗
2 25 21 25 20 18
ウクライナ
3勝
3 23 25 21 25 20

【第1セットのスタメン】

千々木

駿介 千々木
駿介
出耒田 敬 出耒田 敬 塩田 達也 塩田 達也
伏見 大和 伏見 大和 深津 英臣 深津 英臣 星野 秀知 星野 秀知 古賀

太一郎 古賀
太一郎
(リベロ)

【戦評】

 第27回ユニバーシアード競技大会男子バレーボール競技、予選リーグ戦第2戦の対戦相手はウクライナ。初戦のラトビア戦と同じスターティングメンバーで挑んだ日本。2セットを先取したが勝負どころでミスを犯し、フルセットの末にウクライナに敗れた。次戦は7月11日(現地時間)20時より、タイと対戦する。

 第1セット、序盤は点数の取り合いとなった。中盤15-13の場面で伏見大和のサービスエースが決まると、均衡を崩して日本がリードする展開に。さらに出耒田敬のブロックポイントでリードを広げ、22-17となった。24-23と1点差に詰め寄られたが、日本は確実なサーブレシーブとコンビネーション攻撃でウクライナの猛追をしのぎ、25-23で第1セットを奪取した。
 第2セットも日本は同じメンバーでスタート。互いに安定したサーブレシーブからサイドアウトの奪い合いとなった。一進一退の展開で迎えた終盤、ウクライナに強烈なサーブを3本決められると、そのまま振り切られ21-25で第2セットを奪われた。
 第3セット、第2セット途中から千々木駿介に代わって入った渡辺奏吾を立ち上がりから起用。このセットも11-11までサイドアウトを奪い合う展開が続いたが、伏見と渡辺のサーブが効果的に決まり、25-21で第3セットを奪い、勝利に王手をかけた。
 このまま逃げ切りたい日本だったが、第4セットは劣勢に転じた。立ち上がり早々にウクライナにサービスエースを決められると、さらに日本にアタックミスが出て連続6失点。1-6と厳しいスタートとなった。必死に追い上げを図るも、大事な場面でサーブを相手コートに入れることが出来ず、ウクライナに20-25で逃げ切られた。これでセットカウント2-2となり、勝敗の行方は第5セットへと持ち越された。
 第5セット、立ち上がりは一進一退の展開であったが、相手のエースにブレイクポイント(サーブ権時の得点)を奪われ、6-8とウクライナのリードでコートチェンジ。その後はサイドアウトの奪い合いとなった。11-13の場面、粘り強いレシーブからの切り返しで出耒田が連続でブレイクポイントを奪い、13-13の同点に。さらに3枚ブロックで星野秀知がブロックポイントを決め、14-13と日本が先にマッチポイントに到達。しかしウクライナも粘りを見せ、日本はあと1点が奪えないままデュースへともつれ込んだ。その後はエース同士の打ち合いになったが、サイドアウトの場面で出耒田がアタックミスを出してしまい、18-20で第5セットを落とした。この結果、フルセットの末にウクライナに惜敗した。

 7月11日の日本対タイ戦で、日本は勝利するか、フルセットでの敗戦であれば、ウクライナとともにクウォーターファイナルラウンド(1-8位)に進出することが決まる。

○予選リーグ戦 B組 順位表 (7月10日終了時点)
1位:ウクライナ (勝点8、3勝0敗)
2位:日本 (勝点4、1勝1敗)
3位:ラトビア (勝点2、1勝2敗)
4位:タイ (勝点1、0勝2敗)

TOPへ


7月8日 日本×ラトビア 予選リーグ戦(B組) 第1戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝
3 25 25 27 - -
ラトビア
2敗
0 17 12 25 - -

【第1セットのスタメン】

千々木

駿介 千々木
駿介
出耒田 敬 出耒田 敬 塩田 達也 塩田 達也
伏見 大和 伏見 大和 深津 英臣 深津 英臣 星野 秀知 星野 秀知 古賀

太一郎 古賀
太一郎
(リベロ)

【戦評】

 第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)、男子バレーボール競技、日本はラトビアと予選リーグ戦初戦を戦った。当初ラトビアとの試合は第3戦目であったが、日本の第1戦目の対戦相手であったオマーンと第2戦目の対戦相手であったアルジェリアがそれぞれ本大会不参加となったため、日本にとってラトビア戦が本大会初戦となった。第3セットこそデュースにもつれこんだが、日本は終始ラトビアを圧倒する形で試合を運び、ストレートでラトビアを下した。次戦は7月10日(現地時間)18時より、前回第26回大会で準優勝したウクライナと予選リーグ第2戦を戦う。

 第1セット、相手のサイド攻撃を千々木駿介がブロックしてポイントを奪った。これで流れを掴んだ日本は、非常にミスの少ないバレーを展開。さらに、3枚ブロックが効果的に決まりラトビアを引き離すと、25-17で第1セットを奪った。
 第2セット、ミドルブロッカーのクイック攻撃を中心に攻めるラトビアを、伏見大和が見事にブロックでシャットアウトしリードを広げた。その後もラトビアを寄せ付けない試合展開でポイントを重ね、25-12で日本が2セットを連取した。
 第3セット、このセットの日本は劣勢に転じた。ここまで危なげなく試合を運んでいた日本のサーブレシーブにミスが出た。さらに千々木の攻撃がブロックでシャットアウトされるなど、ラトビアにペースを握られる展開に。21-24で一度はセットポイントを取られたが、ここからピンチサーバーの山田脩三、小澤翔が大活躍。サーブで盛り返して同点に追い付くと、最後は長いラリーを制し、27-25で第3セットを奪った。この結果、日本はラトビアにストレートで勝利し、予選リーグ初戦を白星で飾った。

TOPへ


国際大会