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国際大会

第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)バレーボール競技 女子

試合結果

最終順位

1位 ロシア
2位 ブラジル
3位 タイ
4位 ポーランド
5位 日本
6位 カナダ
7位 北朝鮮
8位 チャイニーズタイペイ
9位 スロバキア
10位 チェコ
11位 チリ
12位 ホンコンチャイナ
13位 中国
14位 アメリカ
15位 ノルウェー

日本の試合結果

7月14日 日本×カナダ 5位決定戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
3 25 25 25 - -
カナダ
0 23 21 20 - -

【第1セットのスタメン】

中村

亜友美 中村
亜友美
奥村 麻依 奥村 麻依 今村 優香 今村 優香
近江

あかり 近江
あかり
家高

七央子 家高
七央子
山口

かなめ 山口
かなめ
佐藤

あり紗 佐藤
あり紗
(リベロ)

【戦評】

 第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)女子バレーボール競技、5位決定戦の対戦相手はカナダ。日本は高さのあるカナダに苦戦したが、ストレートで勝利を収め、今大会を5位で終えた。

 第1セット、カナダの高いブロックを意識し過ぎてか、なかなか攻撃が決まらない日本。1回目のテクニカルタイムアウトを5-8とカナダのリードで折り返した。中盤以降は攻撃に動きが出始め、少しずつリズムを取り戻した。16-14と2回目のテクニカルタイムアウトをリードして迎えたが、その後も一進一退の展開から抜け出せない。しかし終盤、山岸あかねを投入しディフェンスを固めると、25-23で日本が逃げ切り第1セットを奪った。
 続く第2セット、このセットもカナダの高さのあるブロックとスパイクに苦しめられ決定打を作れず、我慢の時間帯が続いた。ここでセッターに田中美咲、ミドルブロッカーに寺井有美を投入し、流れを変えようと試みた。終盤、中村亜友美のサーブ時に連続でブレイクポイント(サーブ権時の得点)を奪い25-21、2セットを苦しみながらも連取した。
 迎えた第3セット、スタートから今村優香のサーブ時に中村のブロック、奥村麻依のスパイクなどで連続ブレイクポイントを奪い、リードを広げた。その後、近江あかりに代え服部安佑香を起用、効果的なサーブを起点に得点を重ねた。終盤には寺井に代え山岸を投入。ディフェンスを固めると最後は今村がレフトサイドから豪快にスパイクを叩き込み、25-20。カナダの高さに苦しみながらもストレートで勝利し、今大会を5位で終えた。

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7月13日 日本×北朝鮮 セミファイナルラウンド(5-8位)

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
3 25 25 25 - -
北朝鮮
0 8 7 15 - -

【第1セットのスタメン】

中村

亜友美 中村
亜友美
奥村 麻依 奥村 麻依 今村 優香 今村 優香
近江

あかり 近江
あかり
家高

七央子 家高
七央子
山口

かなめ 山口
かなめ
佐藤

あり紗 佐藤
あり紗
(リベロ)

【戦評】

 第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)女子バレーボール競技、セミファイナルラウンド(5-8位)。日本は北朝鮮を終始圧倒し、ストレートで快勝した。次戦は7月14日(現地時間)15時より、大型選手が揃うカナダと対戦する。

 第1セット、立ち上がりから山口かなめと今村優香のサーブ時に奥村麻依と中村亜友美のブロックなどで連続ブレイクポイント(サーブ時の得点)を奪い、スタートダッシュに成功した。中盤以降も攻め続け16-4で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えると、その後も得点を重ね25-8で第1セットを先取した。
 続く第2セット、このセットも序盤から効果的なサーブで相手を崩し、連続ブレイクポイントを奪った。リベロの佐藤あり紗と近江あかりの安定したディフェンスを起点にした速いテンポでの攻撃で、北朝鮮のディフェンスを翻弄。さらに家高七央子と今村の強打や、中村と奥村のブロックなどで中盤以降も大きくリードを広げると、今村に代えて山岸あかねを投入しディフェンスを固めた。 その山岸のサービスエースなどが決まり、25-7。良い形で第2セット連取した。
 第3セット、序盤は互いが得点を奪い合う一進一退の展開となった。しかし、安定したディフェンスからの多彩な攻撃と両ミドルブロッカーのブロック、中村のスパイクで徐々にリードを広げた。中盤、田中美咲と寺井有美を2枚替えで投入、さらに終盤には服部安佑香を起用し、北朝鮮を引き離しにかかった。その後もサーブで攻める形が効果的な結果を生み、北朝鮮からポイントを奪うと、終盤以降一気にリードを広げ25-5。ストレートで北朝鮮を退け、5位決定戦進出を決めた。

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7月12日 日本×ブラジル クウォーターファイナルラウンド(1-8位)

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1 21 16 25 26 -
ブラジル
3 25 25 18 28 -

【第1セットのスタメン】

中村

亜友美 中村
亜友美
奥村 麻依 奥村 麻依 今村 優香 今村 優香
近江

あかり 近江
あかり
寺井 有美 寺井 有美 山口

かなめ 山口
かなめ
佐藤

あり紗 佐藤
あり紗
(リベロ)

【戦評】

 第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)、クウォーターファイナルラウンドの対戦相手は、予選リーグ戦B組を1位で通過した前回第26回大会王者ブラジル。ベスト4進出を懸けた大一番、日本はブラジル相手に善戦したがセットカウント1-3で敗れた。これにより日本はセミファイナルラウンド(5-8位)に回ることになった。次戦は7月13日(現地時間)13時より北朝鮮と対戦する。

 第1セット、序盤から今村優香のサーブ時にサービスエースなどが決まり、連続ブレイクポイント(サーブ権時のポイント)を奪った。しかし、ブラジルも必死に食らいつき、簡単にはリードを広げることができない。逆に中盤、ブラジルに連続でブレイクポイントを奪われ逆転を許すと、2回目のテクニカルタイムアウトを13−16で迎えた。終盤、山岸あかねを起用しディフェンスを固めるも、ブラジルの高さのあるブロックに苦戦。なかなか決定打が作ることができず、そのまま21−25で第1セットを落した。
 第2セット、このセットも再びブラジルの高さと強打に苦戦した日本。4-8で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤に13-12と1点差まで詰め寄ったが、リードを奪うまでには至らなかった。日本は2枚替えで家高七央子と田中美咲を投入、さらにサイドに服部安佑香を起用し突破口を見出そうとしたが、終盤、ここでもブラジルのブロックに阻まれ連続得点を奪われると、16-25で2セット連取を許した。
 後が無くなった第3セット、爆発力に期待し、立ち上がりからミドルブロッカーに家高を起用。中盤以降に連続でブレイクポイントを奪うと、初めての大きなリードを奪い16-9で2回目のテクニカルタイムアウトを折り返した。その後も奥村麻依や近江あかりなどのスパイクなどで得点を重ね、25−18で第3セットを奪った。
 第4セット、序盤は一進一退の展開となった。中盤に連続ブレイクポイントを奪ったが、ブラジルを突き放すまでには至らず。2回目のテクニカルタイムアウトを16−14と日本リードで迎えたが、その後は互いに譲らない展開となった。21-21と同点に並ばれ、1点を奪い合う中、デュースにもつれ込んだこのセット、激戦の末ブラジルに逆転を許した日本は、26−28で第4セットを落とした。この結果、セットカウント1−3で日本はブラジルに敗れた。

【コメント】

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7月10日 日本×タイ 予選リーグ戦(D組) 第3戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2勝1敗
0 26 26 20 - -
タイ
3勝
3 28 28 25 - -

【第1セットのスタメン】

中村

亜友美 中村
亜友美
近江

あかり 近江
あかり
寺井 有美 寺井 有美
奥村 麻依 奥村 麻依 今村 優香 今村 優香 山口

かなめ 山口
かなめ
佐藤

あり紗 佐藤
あり紗
(リベロ)

【戦評】

 第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)女子バレーボール競技、日本は予選リーグ戦D組の1位通過を懸けて、予選リーグ戦2試合を終えて日本と同じく全勝のタイと対戦した。今大会のタイはシニアチームで活躍する選手が大多数を占める、実績と経験を兼ね備えたチーム。日本はタイの攻撃に苦戦し、これまでの2戦とは異なり我慢のバレーを強いられた。第1、第2セットはデュースまでもつれ込む接戦となったが、いずれのセットも奪うことができず、タイにストレート負けを喫した。次戦は7月12日(現地時間)15時より、前回第26回大会で優勝したブラジルとクウォーターファイナルラウンド(1-8位)を戦う。

 第1セット、スタートからお互いが持ち味を出し点数を取り合う一進一退の展開となった。2回目のテクニカルタイムアウトを16-15と日本リードで迎えると、奥村麻依に代えて山岸あかねを投入しディフェンスの強化を図った。終盤、お互いが1点を奪い合う緊迫した状況の中、これまでの2試合と同様、家高七央子と田中美咲を2枚替えで投入。しかしあと一歩が及ばず、26-28で第1セットを落とした。
 第2セット、佐藤あり紗、近江あかりのレシーブや奥村、山口かなめのブロックで得点を奪ったが、このセットもお互いが抜け出せないまま我慢の時間が続いた。第1セットと同様、終盤に家高と田中を2枚替え投入したが、あと1点が遠い日本、26-28でタイに2セット連取を許した。
 後が無くなった第3セット、寺井有美と今村優香のスパイクなどでタイに応戦したが、リードを奪うには至らない日本。終盤、突破口を見出そうと再び家高と田中を投入するも20-25でタイに逃げ切られた。この結果タイにストレートで破れ、予選リーグ戦D組を2位で通過することが決まった。クウォーターファイナルラウンド(1-8位)では、予選リーグ戦B組を1位で通過したブラジルとセミファイナルラウンド(1-4位)進出を懸けて戦う。

○予選リーグ戦 D組 最終順位
1位:タイ        (勝点9、3勝0敗)
2位:日本          (勝点6、2勝1敗)
3位:チリ        (勝点3、1勝2敗)
4位:ホンコンチャイナ   (勝点0、0勝3敗)

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7月9日 日本×ホンコンチャイナ 予選リーグ戦(D組) 第2戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2勝
3 25 25 25 - -
ホンコンチャイナ
2敗
0 12 10 18 - -

【第1セットのスタメン】

中村

亜友美 中村
亜友美
近江

あかり 近江
あかり
寺井 有美 寺井 有美
奥村 麻依 奥村 麻依 今村 優香 今村 優香 山口

かなめ 山口
かなめ
佐藤

あり紗 佐藤
あり紗
(リベロ)

【戦評】

 第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)女子バレーボール競技、予選リーグ戦2戦目の対戦相手はホンコンチャイナ。勝てばクウォーターファイナルラウンド(1-8位)進出が決まる大事な一戦で、日本は安定した試合運びでホンコンチャイナにストレート勝ちを収め、クウォーターファイナルラウンド(1-8位)進出を決めた。次戦は7月10日(現地時間)18時より、日本と同じく予選リーグ戦D組全勝中のタイと、予選リーグ戦1位通過を懸けて戦う。

 第1セット、序盤から効果的なサーブを起点に得点を重ね、一歩抜け出した日本。終盤に2枚替えで家高七央子と田中美咲を投入し、ホンコンチャイナを一気に突き放すと、25-12で第1セットを先取した。
 第2セット、このセットも序盤に寺井有美のサーブ時に連続ブレイクポイント(サーブ権時の得点)を奪うと、1回目のテクニカルタイムアウトを8-1と大きくリードして迎えた。その後もセッターの山口かなめを中心に多彩なコンビネーション攻撃を組み立てると、中盤以降もリードを広げ、常に優位な展開で試合を進めた。終盤には寺井に代えサーブから山岸あかねを投入 。しっかりとディフェンスを固め25-10で2セットを連取した。
 第3セット、日本はミドルブロッカーに家高、セッターに田中を迎えた布陣に変更して臨んだ。また中盤にはサイドに服部安佑香、ミドルブロッカーに寺井を投入しリズムチェンジを図った。終盤、このセットもディフェンスを固めるため山岸を投入。25-18と危なげない試合展開で第3セットも日本が奪った。この結果、日本はホンコンチャイナとの大事な一戦をストレート勝ちで終えた。

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7月8日 日本×チリ 予選リーグ戦(D組) 第1戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝
3 25 25 25 - -
チリ
1敗
0 13 14 8 - -

【第1セットのスタメン】

中村

亜友美 中村
亜友美
近江

あかり 近江
あかり
寺井 有美 寺井 有美
奥村 麻依 奥村 麻依 今村 優香 今村 優香 山口

かなめ 山口
かなめ
佐藤

あり紗 佐藤
あり紗
(リベロ)

【戦評】

 第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)女子バレーボール競技、日本の予選リーグ戦初戦の相手はチリ。日本は終始チリを圧倒する形で試合を運び、ストレートで勝利した。次戦は7月9日(現地時間)20時よりホンコンチャイナと対戦する。

 第1セット、スタートからキャプテン・山口かなめのサービスエースなどで得点すると、その後も左利きの中村亜友美のスパイクや今村優香のブロックなどで連続ブレイクポイント(サーブ権時の得点)を奪った。1回目のテクニカルタイムアウトを8−3で迎えると、セット後半にかけても効果的なサーブから得点を重ね、第1セットを25−13で先取した。
 第2セット、このセットも序盤からチームの課題として取り組んできたサーブを効果的に使用。さらに奥村麻依と寺井有美の両ミドルブロッカーがブロックなどで加点し、リードを奪った。2回目のテクニカルタイムアウト後に家高七央子と田中美咲を2枚替えで投入。さらにアウトサイドに服部安佑香を投入し、チリを引き離しにかかった。このセット終始危なげない試合運びをした日本が、25−14で2セット連取した。
 第3セット、序盤から近江あかりのサーブ時に連続ブレイクポイントを奪った。さらに第2セットと同様に家高と田中を2枚替えで投入し、服部をアウトサイドに起用。ここから一気に攻勢をかけた。その後も途中交代で出場した選手が十分に役割を果たし、勝利を決定づけるリードを奪った。最後は家高のブロックが決まり25−8で第3セットも日本が奪取。この結果、日本はストレートでチリを破り、大事な初戦を白星で飾った。

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