2013アジアクラブバレーボール女子選手権大会、ファイナルの対戦相手は北朝鮮。日本は3-0のストレートで完勝、3位で今大会を終了した。

　第1セット、川上真央、ユランニ・ロマーニャのバックアタックで先制する。北朝鮮もエースを中心に攻撃を組み立てるが、日本はリベロ岩永麻里江を軸とした粘りある守備で相手にリードを許さない。終盤、船崎恵視のサーブから4連続得点すると、そのまま第1セットを25-17と逃げ切り先取した。第2セット、序盤、佐藤奈美のサーブポイントでリードするも、サーブレシーブの乱れから追いつかれてしまう。両チーム共粘り強いディフェンスから幾度となくラリーが続くなか、日本は要所で佐藤の移動攻撃、餅田千佳のスパイクが有効的に機能し、このセットを25-22と連取した。第3セット、スタートから日本はミスが目立ち、5点を追う展開となる。サイドアウトを奪うも追いつくことが出来なかったが、途中出場の足立史織がサーブポイントを決め流れに乗る。その後も佐藤、ロマーニャのブロックポイントにより徐々にリードを広げると、最後は川上がスパイクポイントを決め、セットカウント3-0で勝利した。

　2013アジアクラブバレーボール女子選手権大会、セミファイナルの対戦相手はカザフスタン。日本は2-3のフルセットの末惜敗、3位決定戦へ回った。次戦は5月5日（現地時間）18：00より北朝鮮と対戦する。

　第1セット、佐藤奈美の移動攻撃で得点するも相手の高さある攻撃に苦戦し、リードを奪えない。中盤、渡邊沙織のサーブを基点に連続ポイントを奪うと流れに乗った日本、第1セットを25-21と先取した。第2セット、餅田千佳、佐藤の連続ブロックポイントで先制するも、中盤以降、サーブレシーブが乱れ、このセットを19-25と落とす。第3セット、ユランニ・ロマーニャのパワフルなスパイクで得点を重ねると、更には相手ミスに乗じリズムを掴む。中盤、足立史織の4連続サーブポイントで一気に流れを引き寄せると、第3セットを25-22で奪う。第4セット、サーブレシーブの乱れから劣勢となると、最後までリズムを掴むことが出来ず、このセットを16-25と落とす。第5セット、序盤から相手のブロックの前に失点、点差がつく。日本はロマーニャ、川上真央が攻撃の中心となり追い上げを図るも、最後は相手に逃げ切られ、11-15で落とし、セットカウント2-3で敗戦した。

　2013アジアクラブバレーボール女子選手権大会、クォーターファイナルの対戦相手はチャイニーズタイペイ。日本は3-0のストレートで完勝、セミファイナルラウンド出場が決定した。次戦は5月4日（現地時間）18：00よりカザフスタンと対戦する。

　第1セット、スタートから川上真央のスパイクが効果的に決まる。中盤、彌永衣利のブロック、ユランニ・ロマーニャの移動攻撃で更に得点を加え、後半は途中出場した渡邊沙織のサーブを基点に得点、第1セットを25-18と先取した。第2セット、序盤、相手ミスから波に乗り、その後も自分たちのリズムでゲームを展開する。中盤、守備の乱れから相手にペースを掴みかけられるも、船崎恵視のツーアタック、足立史織のサービスエースで再び点差を広げこのセットを25-17と連取した。第3セット、船崎、岩永麻里江の好レシーブから川上のブロックでリズムを掴む。終盤、ロマーニャがブロック、スパイクなどでリードを広げた日本、第3セットを25-16で奪い、セットカウント3-0で勝利した。

　2013アジアクラブバレーボール女子選手権大会予選リーグ(Pool B)第3戦、日本はイランと対戦、3-0で完勝した。この結果、日本は予選リーグ（Pool B）を2位で通過、次戦は5月3日(現地時間)14時よりチャイニーズタイペイと準決勝進出を賭けて対戦する。

　第1セット、砂田遥の連続サーブポイントにより好スタートを切った。その後も確実にサイドアウトを奪い、リードを保ったまま25-19で第1セットを先取する。第2セット、餅田千佳のスパイク、ユランニ・ロマーニャのブロックポイントでリズムを掴み、25-12で危なげなくこのセットを連取した。第3セット、終始サーブで相手守備を崩し試合を優位に展開した。セット終盤、彌永衣利の好サーブから7連続ポイントを奪い一気に点差をつけることに成功、このセットを25-8と大差をつけ、セットカウント3-0で勝利した。

　2013アジアクラブバレーボール女子選手権大会予選リーグ(Pool B)第2戦、日本は中国と対戦。日本は0-3でストレート負けを喫した。次戦は5月1日(現地時間)18時よりイランと対戦する。

　第1セット、立ち上がりから中国の高さのある攻撃に苦戦する。その後も、自分たちのリズムを掴むことが出来ないまま、このセットを12-25と先取された。第2セット、リベロの岩永麻里江を中心に粘り強いレシーブで応戦したものの、ラリーを制することが出来ず、18-25と続けてセットを奪われた。第3セット、序盤から相手に主導権を握られ苦しい展開が続き、佐藤奈美、渡邊沙織のスパイクポイントで追い上げをみせるも、セット序盤の点差を詰めることが出来ず、第3セットを13-25で落とし、セットカウント0-3で敗戦した。

　2013アジアクラブバレーボール女子選手権大会、予選リーグ（Pool B）初戦の対戦相手は北朝鮮。日本は3-0のストレートで完勝、幸先良いスタートを切った。次戦は4月30日（現地時間）20：00より中国と対戦する。

　第1セット、立ち上がり日本のミスが目立ちリードを奪われる。中盤、船崎恵視のサーブポイントでリズムを掴むと、彌永衣利、川上真央のスパイクポイントで第1セット25-16と先取する。第2セットも、安定した守備から着実に得点を重ね25-13と連取する。第3セット、ユランニ・ロマーニャ、彌永の連続ブロックポイントで勢いに乗った日本、その後も効果的なサーブから得点を加え相手にリードを許すことなく第3セットを25-17とし、セットカウント3-0で初戦を勝利で飾った。