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国際大会

第3回アジアカップ男子大会

試合結果

最終順位

1位 中国
2位 イラン
3位 日本
4位 インド
5位 韓国
6位 ベトナム
7位 オーストラリア
8位 ミャンマー

個人賞

ベストセッター賞 深津英臣

日本の試合結果

9月6日 日本×インド戦 ファイナル(3位決定戦)

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
-
3 16 25 25 25 -
インド
-
1 25 18 20 21 -

【第1セットのスタメン】

渡辺 奏吾 渡辺 奏吾 出耒田 敬 出耒田 敬 塩田 達也 塩田 達也
伏見 大和 伏見 大和 深津 英臣 深津 英臣 星野 秀和 星野 秀和 古賀

太一郎 古賀
太一郎
(リベロ)

【戦評】

 第3回アジアカップ男子大会3位決定戦、対戦相手は完全なナショナルA代表のインドとの対戦となった。昨日の中国戦は第1セットのスタートで失点してしまった反省を活かして、本日はスタートでリズムに乗りたい日本。
 注目の第1セット。インドのブロックに捕まり、更に日本にミスが出て、1-5とリードされてのスタートとなった。4点差のまま1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。追い上げたい日本だが出耒田敬のライトからのアタックを切り返され8-13とリードを広げられ、10-16で2回目のテクニカルタイムアウト。日本はサーブの狙いが一定せずに追いつく事が出来ず、16-25で第1セットを落とした。
 第2セット、塩田達也の速攻が決まり、スタートした。出耒田のライトからの攻めも高さとパワーがあり、決まった。更にサービスエース。伏見大和のブロックで4-2とリード。日本のサーブの狙いが修正され、コンビネーションも安定し、8-6のリードでテクニカルタイムアウト。その後、日本のディグ(スパイクレシーブ)とブロックが良く、10-6とリード。更にリードを広げ、16-9で2回目のテクニカルタイムアウト。18-12とリードした所で3連続失点をし、18-15と追い上げられたが、塩田のブロックで22-17と日本へとリズムが流れ、25-18で2セット目を取り返した。
 第3セット、リズムが出ないインドに対して日本もチャンスを活かせず、4-6とリードされた。更にミスが出て、4-7で日本のタイムアウト。出耒田のバックアタックが決まり、6-7まで追い上げたが、6-8で1回目のテクニカルタイムアウト。日本はブロックとディグとも素晴らしい粘りで11-11と追いついた。塩田のスパイクが決まり、12-11と逆転。更に出耒田のスパイクで13-11とし、インドのタイムアウト。その後、16-13で2回目のテクニカルタイムアウト。その後も日本はサイドアウトを取り得点を重ね、25-20で3セットも取った。
 第4セット、スタートでインドに連続3ポイントを取られ、0-3でタイムアウト。しかし、出耒田のスパイク、渡辺奏吾のサービスエース、星野秀知のスパイクで6-7と追い上げ、インドのミスも出て、7-7としたが、7-8で1回目のテクニカルタイムアウト。その後、深津英臣のサービスエース、星野のスパイクで10-8と逆転。しかし、インドの高いブロックに捕まり、10-11と逆転された。その点差のまま15-16で2回目のテクニカルタイムアウト。しかし、インドの単調な攻撃を日本が切り返し、19-17と再逆転。星野の効果的なサーブで一気に21-17とし、最後はその星野が決め、25-21で勝利し、銅メダルを獲得した。
 最終順位は1位中国、2位イラン、3位日本、4位インド、5位韓国、6位ベトナム、7位オーストラリア、8位ミャンマー。ベストセッター賞に深津が選ばれた。

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9月6日 日本×中国戦 セミファイナル(1-4位)

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
-
0 20 22 22 - -
中国
-
3 25 25 25 - -

【第1セットのスタメン】

渡辺 奏吾 渡辺 奏吾 出耒田 敬 出耒田 敬 塩田 達也 塩田 達也
伏見 大和 伏見 大和 深津 英臣 深津 英臣 星野 秀和 星野 秀和 古賀

太一郎 古賀
太一郎
(リベロ)

【戦評】

 セミファイナル(1-4位)の対戦相手は中国。中国は選手ほぼ全員がA代表チーム。日本は全日本ユニバチームで本大会に臨んでいるが、何とか勝利を掴みたい一戦。
 第1セット出耒田敬のスパイクアウトで始まった。続く2本目も出耒田のライトからの攻撃をシャットアウトされ、更にサービスエース、そしてブロックと連続4失点でスタートした。5本目で何とかサイドアウトを取った。その後も中国の高いスパイクを止めることができなかった。更に出耒田のライト側からの攻撃をブロックされ、2-8で1回目のテクニカルタイムアウトを取られた。その後、塩田達也のブロックで7-10と追い上げた。更に塩田のサービスエース、伏見大和のブロックで11-13。12-14でサーバーに小澤翔を入れた。しかし、中国に高い打点からのスパイクを決められ、12-15、そして13-16で2回目のテクニカルタイムアウト。日本は星野秀知のブロックで粘ったが、中国のブロックに捕まり、20-25で第1セットを先取された。
 第2セット、塩田のブロック、伏見のサービスエースで6-4とリードした。しかし、中国に切り返され、7-8とリードをされた所で1回目のテクニカルタイムアウト。その後も中国の高さのある攻めを止められず10-13とリードを広げられた。そして13-16で2回目のテクニカルタイムアウト。しかし、中国のミスが出て17-17まで追いついた。しかし、大切な場面で日本にミスが出て、19-21とリードされ、日本はタイムアウト。しかし、流れは変わらず22-25で2セット目も落としてしまった。
 第3セット、スタートでいきなり中国にブロックされ、サービスエースを取られた。更に出耒田のライトからの攻撃もブロックされ、0-3と苦しいスタートとなった。5-8で1回目のテクニカルタイムアウトを中国のリードで迎えた。今日1人好調の塩田のスパイクで8-10と追い上げた。そして星野のスパイクが決まり、11-12と1点差まで詰め寄った。更に中国のミスで16-15と日本が逆転。2回目のテクニカルタイムアウトを取った。更に日本の粘り強いレシーブで中国のミスを誘い、17-15とリードを広げた。しかし、ここで日本のスパイクミスがでて18-18と追いつかれた。エース出耒田が踏ん張り、スパイクを決めると日本にブロックが出て、20-19とリード。中国はたまらずタイムアウトを取った。しかし、日本は2セット同様にセッターが前衛の場面で連続失点をしてしまい、21-24とマッチポイントを握られた。最後はサーブミスで今大会初黒星を喫した。


■ファイナル(9月7日) 競技日程
7-8決定戦 14:00 ミャンマー×オーストラリア
5-6決定戦 16:00 韓国×ベトナム
3位決定戦 18:00 日本×インド
決勝戦  20:00 中国×イラン

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9月5日 日本×オーストラリア戦 クウォータファイナル(1-8位)

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
-
3 25 30 25 - -
オーストラリア
-
0 17 28 20 - -

【第1セットのスタメン】

渡辺 奏吾 渡辺 奏吾 出耒田 敬 出耒田 敬 塩田 達也 塩田 達也
伏見 大和 伏見 大和 深津 英臣 深津 英臣 星野 秀和 星野 秀和 古賀

太一郎 古賀
太一郎
(リベロ)

【戦評】

 クウォーターファイナル(1-8位)、対戦相手は高さのあるオーストラリア。平均身長2メートルを超えるチームだ。
 第1セット日本のコンビネーションが合わず4-6とリードを許した。しかし、出耒田敬のスパイクで6-6と追いついた。更に深津英臣のサーブから出耒田が切り返し、8-7とリードして1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。日本はディグ(スパイクレシーブ)が素晴らしく、スパイクが連続で決まり、11-8とリードを広げ、16-10で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後もオーストラリアにミスが出て、25-17で第1セットを先取した。
 第2セット序盤、星野秀知がブロックに捕まり、3-5とリードを許した。更にオーストラリアのサービスエースが出て、5-7とされたが、ここから日本も2本連続ブロックで7-7。7-8で1点リードを許した所で1回目のテクニカルタイムアウト。その後、お互い点を取り合ったが、中盤、オーストラリアのスパイクミスが2本出て、更に星野のワンタッチを狙ったスパイクで16-13と引き離した。しかし、日本のサーブレシーブが崩れ、18-18と追いつかれてしまった。その後も日本のミスが出て、19-21と逆転されたが、日本も星野のスパイクなどで、23-23と追いついた。最後はデュースに縺れ込んだが、日本が粘り30-28で第2セット連取した。
 第3セット塩田達也のサービスエースなどで4-1とリード。しかし、オーストラリアのディフェンスからの切り返しで7-6とされたが、出耒田が踏ん張り8-6。ここから日本のサーブが良く14-9とリードを広げたが、本日調子の出ない渡辺奏吾のスパイクミスやオーストラリアのブロックで14-12まで追いつかれた。しかし、伏見大和のスパイクで16-13とし、2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。日本は伏見、塩田の速攻が効果的に決まり、リードを保ったまま、終盤を迎えた。このセット2本目となる塩田のサービスエースで23-18とし、オーストラリアがタイムアウトを取った。伏見の速攻が決まり、マッチポイント。ここで日本は出耒田に代え、サーブの良い細川優樹を入れる。しかし、惜しくもミスで24-20。最後はオーストラリアのサーブミスで25-20。
 この結果日本はセミファイナル(1-4位)進出が決定し、次戦(9月6日)は中国と対戦する。

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9月3日 日本×ミャンマー戦 予選リーグ(Pool A) 第3戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
3勝0敗
3 25 25 25 - -
ミャンマー
0勝3敗
0 18 19 15 - -

【第1セットのスタメン】

渡辺 奏吾 渡辺 奏吾 出耒田 敬 出耒田 敬 塩田 達也 塩田 達也
伏見 大和 伏見 大和 深津 英臣 深津 英臣 星野 秀和 星野 秀和 古賀

太一郎 古賀
太一郎
(リベロ)

【戦評】

 第1セット、今日も星野秀知のサーブでスタートした。序盤、点差を広げたい日本はなかなかミャンマーの攻めをブロックできないまま、8-6。相手にミスが出て、9-6としたが、日本のスパイクが単調になり、10-10と追いつかれた。相手のミスにも助けられ、16-14。テクニカルタイムアウト直後、星野のブロックとスパイクなどで19-15と引き離した。その後も深津英臣のトスが相手ブロッカーを翻弄し、ノーマークにするなど安定した戦いをして25-18で第1セットを先取した。
 第2セット出耒田敬のサービスエース、更にサーブで崩し、4-1とリードした。更にリードを広げ8-3で1回目のテクニカルタイムアウトを迎え、伏見大和のサーブポイント等で10-3、更にリードを保ったまま16-9で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。ここで、2枚替えで小澤翔とセッター梅野聡を投入。伏見が前衛の場面では傅田亮太も出場した。安定したプレーでリードを保ったまま25-19で第2セットを連取した。
 第3セットは2セット後半の小澤と梅野、そして傅田をスターティングメンバーに起用してスタートした。前半、梅野は小澤にボールを集め、傅田の速攻も決まり、8-6と日本がリード。更に塩田達也のブロックで10-6とした所でミャンマーがタイムアウト。その後、ミャンマーもブロックなどで粘りを見せたが、16-13と日本がリードしたまま2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。ミャンマーも必死で粘ったが、塩田のブロックや星野のライトからのスパイクで20-15、ワンポイントブロッカーで細川優樹をコートに入れ、これが見事に当たり2連続ブロック、相手のミス、またもやブロックと一気にマッチポイントを握った。最後は星野のサービスエースで25-15。セットカウント3-0で3連勝した。

この結果3戦全勝の日本は予選リーグPool A 1位となり、クウォーターファイナルでPool B 4位のオーストラリアと対戦することが決定した。

◆予選リーグ最終順位
■Pool A
1位:日本
2位:韓国
3位:ベトナム
4位:ミャンマー

■Pool B
1位:イラン
2位:中国
3位:インド
4位:オーストラリア

◆クウォーターファイナル競技日程(予定)
○9月5日(水)
14:00 インド-韓国
16:00 日本-オーストラリア
18:00 イラン-ミャンマー
20:00 ベトナム-中国

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9月2日 日本×ベトナム戦 予選リーグ(Pool A) 第2戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2勝0敗
3 25 25 25 - -
ベトナム
1勝1敗
0 23 19 20 - -

【第1セットのスタメン】

渡辺 奏吾 渡辺 奏吾 出耒田 敬 出耒田 敬 塩田 達也 塩田 達也
伏見 大和 伏見 大和 深津 英臣 深津 英臣 星野 秀和 星野 秀和 古賀

太一郎 古賀
太一郎
(リベロ)

【戦評】

 昨日の韓国戦の反省をミーティングで確認して臨んだ、第3回アジアカップ男子大会第2戦、対戦相手はホームのベトナム。
 第1セット塩田達也のサービスエースで3-1とリードし、8-5で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後もディフェンスからの切り返しで星野秀知、出耒田敬のスパイクが決まり、11-6とリードを広げて、2回のテクニカルタイムアウトは16-12とリードを保った。更に塩田のサービスエースで19-14、しかしその後ベトナムの2枚替えと粘り、そしてサービスエースなどで22-20まで追い上げられた。しかし、最後は日本が粘り、25-23で第1セットを先取した。
 第2セットもブロックが決まり、相手のミスもあって3-0と良いスタートをきった日本。更にリードをひろげ8-3。しかし、日本の攻めが単調かつコースが限られてしまい、13-12と一点差まで追いつかれたが、相手ミスにも助けられ16-13で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤以降も日本のブロックとスパイクが決まり20-15。更に渡辺奏吾のブロックで21-15とし、25-19で第2セットを連取した。
 第3セット、星野のサービスエースで、良いスタートを切ったが、日本のミスが出て2-4と逆転された。2点リードされたまま6-8。出耒田のスパイクを切り返され6-9とされ、日本は1回目のタイムアウトを取った。その後ベトナムのミスと出耒田のブロックで逆転し、16-15。その後、日本は組織的なブロックで相手を追い込み、そしてミスを誘発させて18-15と引き離しにかかった。終盤、伏見大和の速攻やブロックで点数を重ね、最後は出耒田のスパイクが決まり25-20、セットカウント3-0で2勝目を挙げた。

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9月1日 日本×韓国戦 予選リーグ(Pool A) 第1戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝0敗
3 25 25 25 - -
韓国
0勝1敗
0 20 22 23 - -

【第1セットのスタメン】

渡辺 奏吾 渡辺 奏吾 出耒田 敬 出耒田 敬 塩田 達也 塩田 達也
伏見 大和 伏見 大和 深津 英臣 深津 英臣 星野 秀和 星野 秀和 古賀

太一郎 古賀
太一郎
(リベロ)

【戦評】

 大会初日からクウォーターファイナル以降の組み合わせに大きな意味のある一戦。会場の半面を韓国の応援団が埋めるアウェーの雰囲気の中での試合となった。
 第1セット、日本は星野秀知のサーブで始まった。序盤、日本のサーブミスが目立ったが、深津英臣の落ち着いたプレーと塩田達也の素晴らしいブロックで8-6の日本リードで1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。更に深津のサービスエースと韓国のミスで10-6。その後も日本のリズムで16-11とし、リードを保ったまま25-20で第1セットを奪った。
 第2セットも塩田のジャンプサーブでのポイントで3-1。しかし、日本のミスが出て、一時逆転されたがすぐに立て直して8-6で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後もリードは変わらず16-13としたが、韓国も粘り19-19と並ばれたが、星野のサービスエースで相手を引き離し、25-22で第2セットを連取した。
 第3セットもいきなり塩田のブロックで始まり、塩田のクイックで2-0とし、更に伏見大和のブロックで4-1。そして8-4で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後、出耒田敬と伏見の2枚ブロックで更に点数を重ね、2回目のテクニカルタイムアウトも16-11とリード。しかし、韓国もブロックで粘り、一時は2点差まで追いつかれた。しかし、大切な場面で日本のブロックが決まり、22-17。そこから韓国もメンバーを入れ替え、23-20と韓国が追い上げた。更に韓国のサービスエースで23-22と迫られたが、最後はエース出耒田が決め25-23、セットカウント3-0で初戦を白星で飾った。

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