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国際大会

2013東アジア地区バレーボール男子選手権大会

試合結果

最終順位

1位 チャイニーズタイペイ
2位 日本
3位 中国
4位 韓国
5位 モンゴル
6位 マカオ
7位 ホンコンチャイナ

日本の試合結果

7月4日 日本×チャイニーズタイペイ 決勝戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1 17 18 28 17 -
チャイニーズタイペイ
3 25 25 26 25 -

【第1セットのスタメン】

髙野 直哉 髙野 直哉 松林

憲太郎 松林
憲太郎
栗山 英之 栗山 英之
高橋 拓也 高橋 拓也 関田 誠大 関田 誠大 藤中 謙也 藤中 謙也 野瀬 将平 野瀬 将平
(リベロ)

【戦評】

 2013東アジア地区バレーボール男子選手権大会、決勝戦の相手はホームのチャイニーズタイペイ。日本はジュニアチームでシニアチームのチャイニーズタイペイに挑んだ。1次リーグ戦では負けている相手だけに、勝って金メダルを獲得したい日本だったが、セットカウント1-3で敗れ、準優勝となった。

 第1セット、松林憲太郎のブロックからスタート。序盤はお互い安定したプレーでサイドアウトを奪い合う展開となった。しかし、チャイニーズタイペイに切り返しなどの好プレーが続くと、5-8とリードされ1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。日本はレシーブをつないで粘るが、相手エースを止められず6-10とリードを広げられた。藤中謙也と松林のサーブで1点差まで追い上げるが、再び引き離され13-16でチャイニーズタイペイ先行のまま後半へ。その後もチャイニーズタイペイのレシーブからの切り返しに苦しんだ日本は15-20とリードを縮めることができない。日本はこのセット2度目のタイムアウトを取るが、流れを引き寄せることができず、17-25で第1セットを落とした。
 第2セット、日本は松林に代え、佐々木博秋を立ち上がりから起用。2-0とリードしたが、すぐさまチャイニーズタイペイのブロックに捕まり2-3と逆転された。日本も粘りを見せ5-5とするが、日本のアタックミスやチャイニーズタイペイのサービスエースなどで再び5-8とリードを奪われた。その直後、日本は栗山英之のサーブから連続して得点し、10-10と同点に追いつくが、ここでサーブレシーブが崩され連続失点、12-16とリードを広げられてしまった。セット後半も点差を縮めることができなかった日本は、18-25でチャイニーズタイペイに2セット連取を許した。
 第3セット、チャイニーズタイペイの勢いを止めることはできず、日本はリードすることができない。5-8とチャイニーズタイペイのリードで1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。日本も栗山の速攻や佐々木のアタックで粘る。さらに日本は素晴らしいレシーブを見せるが、最後決め切れず、チャイニーズタイペイに8-12とさらにリードを広げられてしまった。その後日本はブロックでワンタッチを取り1点差まで追い上げるが、チャイニーズタイペイがサーブレシーブからアタックを決め、14-16とチャイニーズタイペイのリードでセット後半へ。諦めない日本は粘りを見せ、16-16の同点に追い付いた。しかし、ここでまたしても日本のサーブレシーブが崩れ連続失点。17-19とリードされたところで、すかさず日本がタイムアウトを取った。そして再び19-19の同点に追い付いた。その後チャイニーズタイペイにアタックミスが出て、22-21とついに日本が逆転に成功。しかし、24-24とデュースとなったところで日本にアタックミスが出て、再びチャイニーズタイペイに逆転を許した。25-25となったところで、今度はチャイニーズタイペイにミスが出て26-25となり、最後は日本がアタックを決めて、28-26。日本がこのセットを逆転でもぎ取った。
 第4セット、序盤はチャイニーズタイペイのサーブに崩され、2-5とリードを奪われた。日本はタイムアウトを取るが流れを変えることはできず、3-8で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後もチャイニーズタイペイのトランジションアタックなど好プレーに苦しんだ日本は、5-12で2度目のタイムアウトを取った。その後日本も必死にプレーしたが点差は縮まらず、17-25で第4セットを落とし、健闘むなしく、セットカウント1-3でチャイニーズタイペイに敗れ、今大会を準優勝で終えた。

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7月3日 日本×中国 セミファイナル(1-4位)

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
3 21 21 25 25 15
中国
2 25 25 23 18 8

【第1セットのスタメン】

髙野 直哉 髙野 直哉 松林

憲太郎 松林
憲太郎
栗山 英之 栗山 英之
高橋 拓也 高橋 拓也 関田 誠大 関田 誠大 藤中 謙也 藤中 謙也 野瀬 将平 野瀬 将平
(リベロ)

【戦評】

 2013東アジア地区バレーボール男子選手権大会、セミファイナル(1-4位)。日本は平均身長196cmと日本の平均身長を10cm上回る中国と対戦した。日本は中国に先に2セットを奪われたが、攻守に粘りを見せ、フルセットの末に逆転勝利を収めた。次戦は7月4日(現地時間)18時より、1リーグ戦で対戦したチャイニーズタイペイと今度は本大会優勝を懸けて対戦する。

 この試合、日本は1次リーグ戦第1、2戦と同じスターティングメンバーで臨んだ。第1セット、強烈なジャンプサーブで中国に先行されたが、その直後に高橋拓也のブロック、髙野直哉のアタックが決まり3-3とした。その後日本の好プレーが続き、藤中謙也のアタックなどで8-6とリードして1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。しかし、中国の高いブロックを意識してか、アタックが決まらず逆転を許すと、藤中が中国のブロックに捕まり、13-16と中国リードで2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。中国の強烈でミスのないサーブに苦しんだ日本は松林憲太郎に代え、佐々木博秋を投入。その佐々木のサーブが効果的に決まり、再び逆転に成功した。しかし、中国も粘り強さを見せ、22-21と一進一退の攻防に。日本は関田誠大に代えて福山汰一をワンポイントブロッカーとして入れたが、中国にアタックを決められ、21-25でこのセットを落とした。
 第2セット、日本は1セット目の終盤と同じメンバーでスタート。日本のアタックが中国のブロックに阻まれ、4-7とリードされた状況で、1回目のタイムアウトを取った。その後日本は好プレーを出したが、中国の高さとパワーが上回り、12-16と中国リードで2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後も日本はミスを出さず攻めるが、中国の守りも崩れない。2枚替えなどで日本は終盤まで諦めず粘るが、追い上げも虚しく、21-25でこのセットも中国に奪われた。
 第3セット、日本はレセプション(サーブレシーブ)が乱れ3-6といきなり中国にリードを許した。序盤の点差が埋まらず、5-8の中国リードで、1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。しかし、栗山の速攻とサーブ、さらに髙野の切り返しからのアタックで9-9の同点とした。その後は一進一退の攻防が続き、15-16と中国リードで2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。このセット奮起した佐々木のアタックで中国の高さに対抗、さらに高橋、関田のアタックで20-18と逆転した。藤中のアタックがアウトになり20-20と中国に追い付かれたが、リードを保った日本。栗山のブロックが決まり24-23とセットポイントを迎え、最後は髙野がアタックを決めて25-23で日本が逆転でこのセットを取った。
 第4セット、序盤は日本ペースに。8-5と日本リードで1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。さらに連続ブロックを決め11-6とリードを広げたところで、中国が1回目のタイムアウト。それでも日本の勢いは止まらず、髙野のブロックと佐々木のアタックで16-9と大きくリードして2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。しかし、ここから中国が粘りを見せ、18-16まで追い上げられた。たまらず日本はタイムアウトを要求。その後、苦しい場面で関田がサービスエースを決め20-17とし、さらに連続ブロックなどが決まり、25-18で日本が2セットを連取。試合は第5セットへともつれ込んだ。
 迎えた第5セット、いきなり中国のブロックが決まったが、日本は佐々木のアタックで反撃した。その後、序盤は一進一退の攻防が続いたが、日本が連続ブロックで抜け出し、8-5とリードしてコートチェンジ。さらに日本の素晴らしいプレーは続き、11-7とリードしたところで、中国がタイムアウトを取った。しかし切り返しを高橋が決め、12-8と中国を寄せ付けない。最後まで勢いを保ったまま15-8でこのセットも取った日本が、大逆転の末中国を倒し、決勝戦進出を決めた。

 日本が勝った瞬間、まるでホームで戦っているかのような観客の声援が沸き起こり、この試合の内容が素晴らしいものであったことを物語っていた。

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7月1日 日本×マカオ 1次リーグ戦(プールA) 第2戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝1敗
3 25 25 25 - -
マカオ
1敗
0 7 13 11 - -

【第1セットのスタメン】

髙野 直哉 髙野 直哉 松林

憲太郎 松林
憲太郎
栗山 英之 栗山 英之
高橋 拓也 高橋 拓也 関田 誠大 関田 誠大 藤中 謙也 藤中 謙也 野瀬 将平 野瀬 将平
(リベロ)

【戦評】

 2013東アジア地区バレーボール男子選手権大会、大会2日目。2戦目の対戦相手はマカオ。昨日と同じスターティングメンバーで臨んだ日本はマカオにストレートで勝利し、今大会初白星を挙げた。次戦の対戦相手は1次リーグ戦の全試合が終了した時点で決定する。
 第1セット、最初のポイントは髙野直哉のブロックや藤中謙也のバックアタックなどで5-0とリードを広げた。たまらずマカオが1回目のタイムアウトを取ったが、その後も日本のアタックが連続で決まり、18-5とリードを広げた。このセット、日本は危なげなく得点を重ね、25-7で第1セットを奪った。
 第2セット、立ち上がりから、栗山英之に代え福山汰一を先発で起用。その福山の速攻が決まり日本が先行したが、マカオの好レシーブなどで、前半は8-7と競り合った。しかし、ミスが出たマカオを日本は12-7と一気に引き離した。日本は、松林憲太郎に代えて佐々木博秋を投入。その佐々木がいきなりアタックを決め、さらに藤中のサービスエースで17-8とマカオを圧倒。終盤まで攻め続けた日本は、25-13で2セットを連取した。
 第3セット、第2セットに続き、佐々木をスタートから起用。その起用が見事に当たり、佐々木が相手エースをブロック、さらに福山の好サーブで6-1と一気にリードを広げた。12-5となったところで、マカオがこのセット1回目のタイムアウトを取ったが、勢いを止めることなく得点を積み上げ、25-11でこのセットも日本が取った。
 この結果、セットカウント3-0で日本が勝利し、今大会初白星を挙げた。

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6月30日 日本×チャイニーズタイペイ 1次リーグ戦(プールA) 第1戦

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1敗
0 25 23 21 - -
チャイニーズタイペイ
1勝
3 27 25 25 - -

【第1セットのスタメン】

髙野 直哉 髙野 直哉 松林

憲太郎 松林
憲太郎
栗山 英之 栗山 英之
高橋 拓也 高橋 拓也 関田 誠大 関田 誠大 藤中 謙也 藤中 謙也 野瀬 将平 野瀬 将平
(リベロ)

【戦評】

 2013東アジア東部地区バレーボール男子選手権大会、大会1日目。本大会参加国の中で最年少のジュニアチームが参加している日本の初戦の相手は、全員がシニアチームメンバーの開催国・チャイニーズタイペイ。日本は第1セットをデュースに持ち込むなど、シニアチーム相手に善戦したが、チャイニーズタイペイにストレート負けを喫した。次戦は7月1日(現地時間)14時よりマカオと対戦する。

 第1セット、藤中謙也のサーブでスタートした日本は、髙野直哉のブロックやレフトからのアタックで3-2と序盤リードしてスタートした。しかし、チャイニーズタイペイのサーブポイントや、切り返しからの得点などで逆転され5-8とされると、日本は1回目のタイムアウトを取った。その後、ジュニア世代の選手が主体の日本は粘りを見せ、16-15と追い上げたところで、今度はチャイニーズタイペイがタイムアウトを取った。その後は互いに気の抜けない攻防が続いたが、日本はブロックからの切り返しなどで23-22と逆転に成功。しかしその後25-25と同点にされると、チャイニーズタイペイの好サーブに逆転を許し、最後は日本のアタックミスで25-27と第1セットを落とした。
 第2セット、日本は第1セットと同じメンバーでスタートした。序盤5-3とリードした日本は勢いが止まらない。藤中が相手エースをブロックでシャットアウトするなど、15-11と中盤までゲームの主導権を握った。しかし、チャイニーズタイペイのセッターのサーブに崩され連続失点を奪われた。16-16となったところで日本はタイムアウトを取るも、試合の流れを変えることはできず、さらにミスから16-18と逆転を許した。その後19-19と粘るが、チャイニーズタイペイのサーブに崩され19-21と再びリードを許し、日本は2回目のタイムアウトを取った。日本は関田誠大に代え佐々木博秋、松林憲太郎に代えて山口頌平を2枚替えでコートに投入。さらに、センターに福山汰一を入れ、23-23と追い上げるが、最後はチャイニーズタイペイのブロックにつかまり23-25で2セット連取を許した。
 第3セット、立ち上がりよりセンター栗山英之に代え福山を起用。第1、2セットと同様に4-1と日本が先行した。中盤までは日本リードで進んだが、力で勝るチャイニーズタイペイのエースのサービスエースなどで、9-13とリードを許した。サーブを中心にチャイニーズタイペイの勢いは止まらないが、日本は諦めなかった。16-24から20-24まで一気に追い上げると、たまらずチャイニーズタイペイがタイムアウトを取った。さらにブロックで21-24と詰め寄った。しかし最後はチャイニーズタイペイのアタックが決まり、21-25。第3セットも落とした日本は、ストレート負けを喫し、初戦を勝利で飾ることはできなかった。
 第1、2セットは日本のほうが内容で上回っていただけに悔しい試合となった。ただ、ジュニアチームで挑んだ日本チームへ大きな拍手が場内から沸き起こり、健闘した選手は何かを掴んだ試合となった。

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