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国際大会

オランダ親善試合

試合結果

日本の試合結果

6月14日 日本×オランダ

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝3敗
1 12 21 25 25 -
オランダ
3勝1敗
3 25 25 20 27 -

【第1セットのスタメン】

石井 優希 石井 優希 長岡 望悠 長岡 望悠 平井 香菜子 平井 香菜子
大竹 里歩 大竹 里歩 藤田 夏未 藤田 夏未 高橋 沙織 高橋 沙織 座安 琴希 座安 琴希
(リベロ)

【戦評】

 オランダ親善試合第4戦、1ヶ月のヨーロッパ遠征最終戦となる大事な一戦なだけに、何としてでも勝って終えたかったが、オランダの高いブロックに苦戦し、セットカウント1-3で敗れた。この結果、日本はオランダ親善試合を1勝3敗で終えた。

 第1セット、オランダの高いブロックを打ち破れない日本は、連続得点を許し、1-9と大きくリードを広げられた。しかし大竹里歩がサーブで的確にコースを攻めると、平井香菜子がブロックを決めて7-11と追い上げを見せた。レシーブを繋ぐ日本に負けないくらい、オランダも繋ぐバレーボールを展開した。相手の高いブロックを意識した日本はスパイクミスを連発、12-25で第1セットを奪われた。
 第2セット、何度打っても日本のスパイクはオランダの高いブロックに跳ね返されてしまう。日本はサーブで相手を乱すが、オランダに二段トスをブロックの上から打たれ、得点を重ねられてしまう。終盤、石井優希の強弱をつけたスパイクやブロックアウト、大竹のブロックなどで18-21まで詰め寄った日本。長岡望悠に代わって入った中村亜友美がバックから積極的に攻め、21-23と2点差まで詰め寄ったが、最後はサービスエースを決められ、2セット連取を許した。
 第3セット、後がなくなった日本は強いサーブでオランダを攻め5-2と序盤にリードを奪った。しかし、オランダが粘り強いレシーブを見せ、エースに強烈なスパイクを決められると逆転を許した。中盤、ピンチサーバーで出場した石井里沙がオランダを崩すと、石井優希と中村が長いコースにスパイクを決め、16-16と同点に追いついた。流れに乗った日本は、大竹のブロックで逆転に成功。続いて中村が強いジャンプサーブで相手のミスを誘い22-18とさらにリードを広げた。最後は平井がブロックと速攻で連続得点を挙げ、25-20でこのセットを奪った。
 第4セット序盤、サーブレシーブが乱れ、またしても連続ブロックに捕まった日本は、3-10とリードを許した。中盤、石井優希が速い攻撃やブロック、大竹が速攻を決め、11-15と追い上げを見せた。終盤、このセット大活躍の石井優希と大竹がサーブや速攻で連続得点を奪うと、18-20と日本はさらにオランダに詰め寄った。高橋がストレートや相手ブロックを利用したスパイクを決め、21-22と1点差に。焦ったオランダにミスが出てついに25-24と逆転に成功した。しかし最後はオランダの17歳のエースに強烈なスパイクを決められ、25-27、セットカウント1-3で敗れた。

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6月13日 日本×オランダ

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝2敗
1 17 25 11 16 -
オランダ
2勝1敗
3 25 20 25 25 -

【第1セットのスタメン】

石井 優希 石井 優希 長岡 望悠 長岡 望悠 岩坂 名奈 岩坂 名奈
島村 春世 島村 春世 藤田 夏未 藤田 夏未 古賀

紗理那 古賀
紗理那
吉田 真未 吉田 真未
(リベロ)

【戦評】

 オランダ親善試合第3戦は、オランダサポーターで埋め尽くされたヴィヘンの体育館で行われた。日本はセットカウント3-1でオランダに敗れた。次戦は6月14日(現地時間)19時30分よりアーペルドールンにて、オランダ親善試合の最終戦を戦う。
 第1セット、序盤からオランダの前後に揺さぶるサーブに崩された日本は、高いブロックに捕まり、10-14とリードを許した。ピンチレシーバーで出場した座安琴希がナイスディグ(スパイクレシーブ)でチームを盛り上げたが、終盤にオランダの連続ブロックに阻まれ、15-22とさらにリードを許した。日本はこのまま点差を縮められず、17-25で第1セットを落とした。
 第2セット、序盤に古賀紗理那がバックから積極的にスパイクを打ち得点を挙げると、長岡望悠が連続サービスエースを決め、日本は流れに乗った。さらに古賀がコースを突いた巧い攻撃を見せると、8-3と大きくリードを広げた。日本はサーブでオランダを崩し、速攻を絡めたスピーディーな攻撃で相手を翻弄。16-9とさらにリードを広げることに成功した。しかしサーブレシーブが崩れた日本は、オランダにブロックの上から強烈なスパイクを決められ、17-14と詰め寄られた。苦しい状況の中、古賀が相手ブロックの間に鋭いスパイクを連続で決め、20-15と再びリードを広げた。最後は藤田夏未に代わって出場した松浦寛子がブロックを決め、25-20で第2セットを奪い、試合を振り出しに戻した。
 第3セット、序盤に連続サービスエースを決められ、リズムを崩した日本。その後も終始オランダペースで試合は進み、日本は11-25でこのセットを落とした。
 第4セット、日本は平井香菜子、中村亜友美、石井里沙を投入し臨んだ。しかしこのセットでもオランダの勢いは止まらず、さらに日本のミスも重なり、序盤から2-8と大きくリードを許した。中盤、長岡が速攻や絶妙なフェイントを決め、オランダを3点差まで追い上げたが、オランダのブロックに阻まれ、12-21とさらにリードを広げられた。16-25で第4セットを奪われ、日本はセットカウント1-3でオランダに敗れた。

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6月12日 日本×オランダ

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝1敗
3 25 25 25 - -
オランダ
1勝1敗
0 19 22 14 - -

【第1セットのスタメン】

石井 優希 石井 優希 長岡 望悠 長岡 望悠 平井 香菜子 平井 香菜子
大竹 里歩 大竹 里歩 藤田 夏未 藤田 夏未 高橋 沙織 高橋 沙織 座安 琴希 座安 琴希
(リベロ)

【戦評】

 オランダ親善試合第2戦は、アーネムで沢山の地元住民の声援の中行われた。日本はオランダを終始圧倒する形で試合を進め、ストレートで勝利した。次戦は6月13日(現地時間)19時30分よりヴィヘン(オランダ)にて、オランダと親善試合第3戦を戦う。

 第1セット、昨日の敗戦から全員で気持ちを入れ替え臨む日本は、序盤、長岡望悠がサーブでオランダを崩して流れを掴んだ。さらに座安琴希のナイスディグ(スパイクレシーブ)から、石井優希と長岡が気持ちのこもったスパイクで相手ブロックを弾き飛ばし、12-6とリードを広げた。中盤、大竹里歩が強いサーブで相手のミスを誘うと、長岡と石井優希がバックから、高橋沙織が強弱をつけたスパイクでオランダを圧倒し、21-11とさらにリードを広げた。セットポイントを奪ってからオランダに連続で得点を奪われたが、そのまま逃げ切り25-19で第1セットを奪った。
 第2セット、日本は際どいジャッジにリズムを乱し、サーブレシーブが崩れた。また、オランダに強いバックアタックを連続で決められ、12-16とリードを許した。セット終盤、相手の高いブロックに捕まり、さらにリードを広げられたが、日本はここから反撃を開始。藤田夏未がサーブで攻め、高橋がブロックを決めると、長岡が絶妙のフェイントやコースを突いたスパイクを決め、21-21の同点に。さらに平井香菜子と高橋の連続ブロックで逆転に成功した日本は、25-22で2セットを連取した。
 第3セット、日本は高橋や大竹のサービスエースで序盤から10-6とリードを広げた。長岡の速攻や、石井優希の相手ブロックの間を狙った攻撃、平井のサービスエースが決まり、さらにリードを広げることに成功。セット終盤、長岡と藤田が連続ブロックを決めると、高橋に代わって入った古賀紗理那が2連続でスパイクを決め、25-14。この結果、オランダにストレート勝ちを収め、昨日の雪辱を果たした。

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6月11日 日本×オランダ

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1敗
1 17 26 22 22 -
オランダ
1勝
3 25 24 25 25 -

【第1セットのスタメン】

石井 里沙 石井 里沙 中村

亜友美 中村
亜友美
平井 香菜子 平井 香菜子
島村 春世 島村 春世 松浦 寛子 松浦 寛子 古賀

紗理那 古賀
紗理那
吉田 真未 吉田 真未
(リベロ)

【戦評】

 ヨーロッパ遠征最終地・オランダのズウォレで行われた「オランダ親善試合」第1戦、日本はセットカウント1-3でオランダに敗れた。次戦は6月12日(現地時間)19時30分よりアーネム(オランダ)にて、オランダと親善試合第2戦を戦う。

 第1セット、日本は高校生の古賀紗理那をスタメンに初起用。立ち上がり早々にオランダの力強いサーブに乱され、さらにオランダのブロックに捕まり、5-10とリードを許した。その後もリズムが掴めない日本は、ミスを連発し7-16とさらにリードを広げられた。古賀はスパイクこそ決められなかったが、サーブレシーブをしっかり返し、オランダの強いスパイクにも最後まで食らいついた。しかし流れに乗ったオランダの勢いは止められず、17-25で第1セットを奪われた。
 第2セット、センター以外のメンバーを全員代えてスタートした日本。藤田夏未の速いトスを、長岡望悠、石井優希、高橋沙織が決め、序盤に連続得点を挙げた。しかし要所で相手ブロックに捕まり流れを引き寄せられず、16-18と逆転を許した。セット終盤、島村春世がサービスエースを決めると、オランダが連続ミスを犯し、24-23と逆転に成功。最後は長岡がブロックを決め、26-24でセットを奪い返し、試合を振り出しに戻した。
 第3セット、中盤まで一進一退の攻防が続いたが、長岡がサーブで相手を乱しミスを誘うと、15-12で日本が一歩抜け出した。さらに長岡が壁際まで必死に追いかけ繋いだボールを、高橋が決めると会場から拍手が湧いた。これで日本は流れに乗ったと思われたが、セット終盤にオランダのコースを突いたサーブに崩されると、ミスから失点しオランダに再度逆転を許した。最後は長いラリーを奪われ22-25でこのセットを落とした。
 第4セット、ダブルコンタクトやスパイクアウトなど、またも日本がミスを連発。序盤に7-12と大きくリードを許した。日本は流れを掴みかけたかと思うとミスが出るという悪い流れを打破することができず、22-25でセットを連取され、セットカウント1-3で敗れた。

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