6月19日 日本×ドイツ戦 日独友好親善150周年記念 親善試合(第3戦)
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
日本 (2勝1敗) |
3 | 25 | 25 | 25 | - | - |
ドイツ (1勝2敗) |
0 | 22 | 23 | 22 | - | - |
【第1セットのスタメン】
江畑 幸子 | 狩野 舞子 | 岩坂 名奈 | |||||
山本 愛 | 中道 瞳 | 新鍋 理沙 | 濱口 華菜里 (リベロ) |
【戦評】
日独友好親善150周年記念親善試合、第3戦は、ブレーメンのワールドリーグ会場で行われた。
第1セット序盤からシーソーゲームが続いた。中盤、狩野舞子が強力なサーブで攻め、サービスエースや、江畑幸子、山本愛のスパイクポイントで14-9とリードを広げた。中道瞳、濱口華菜里の粘り強いレシーブでボールを繋ぎ、会場を盛り上げた。終盤、ドイツの高いブロックに捕まり、2点差まで追い上げられたが、最後は岩坂名奈が速攻を決め25-22で第1セットを先取した。
第2セット、9-11から山本がサーブで相手を崩し、江畑、新鍋理沙らがスパイクを決め13-11と逆転に成功。2点差をキープしたまま終盤に入った日本。新鍋が1枚でブロックを決め23-20とリードを広げたが、24-22からサービスエースを奪われ1点差に詰め寄られた。しかし最後は濱口がレシーブを繋ぎ、江畑がフェイントを決め25-23と逃げ切り、第2セットを連取した。
第3セット、ドイツに強打を決められたが、日本は江畑が踏ん張りシーソーゲームが続いた。中盤、岩坂がサーブで攻めると、新鍋がバックから決め18-15とリードを広げた。しかしドイツに連続でフェイントやブロックを決められ、18-18とすぐさま同点に追い付かれた。終盤、狩野がサーブで攻めると、濱口の好レシーブも光り、山本、江畑、新鍋がアタックを決め23-18と一気にリードを広げた。マッチポイントを掴んでから点差を詰められた場面もあったが、最後は山本が速攻を決めセットカウント3-0、勝利で遠征最後の試合を締めくくった。
6月16日 日本×ドイツ戦 日独友好親善150周年記念 親善試合(第2戦)
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
日本 (1勝1敗) |
2 | 25 | 28 | 22 | 25 | 13 |
ドイツ (1勝1敗) |
3 | 19 | 30 | 25 | 19 | 15 |
【第1セットのスタメン】
新鍋 理沙 | 荒木 絵里香 |
石井 優希 | |||||
迫田 さおり | 山本 愛 | 松浦 麻琴 | 座安 琴希 (リベロ) |
【戦評】
日独友好親善150周年記念親善試合、第2戦は、竹田恆和公益財団法人日本オリンピック委員会会長を招き行われた。
第1セット序盤、日本はサーブで攻め相手のミスを誘い、9-3とリードを広げた。石井優希のサービスエース、新鍋理沙の速い攻撃も決まり、さらにリードを広げた日本。相手の高いブロックや、豪快なスパイクで追い上げられた場面もあったが、終盤、松浦麻琴、新鍋のコンビネーションスパイクや石井のレフトからのブロックアウト等が決まり25-19で第1セットを先取した。
第2セット、序盤から日本にミスが出てしまい、6-9とリードを奪われた。16-18で迎えた後半、狩野舞子がサーブで攻めると、石井がブロックを決め、18-18と同点に追いついた。石井の攻めるサーブが続き、22-19と一気にリードを広げた日本だが、終盤相手のサーブに翻弄され23-24とマッチポイントを握られた。日本は石井が踏ん張り、両チーム譲らない攻防が続いたが、最後はドイツのエースに強打を決められ、28-30で第2セットを落とした。
第3セット、日本はドイツの前後に揺さぶるサーブに崩され、8-12とリードを許した。松浦に代わって入った中道瞳がチームを盛り上げ、荒木絵里香とのコンビネーションを決めるなど13-14と1点差まで追い上げた。しかし終盤、ドイツの高いブロックに捕まり22-25。第3セットを連取された。
第4セット、序盤シーソーゲームが続いたが、中盤、石井に代わり出場した石田瑞穂のブロック、スパイクで14-11とリードを広げた。岩坂名奈のサーブと粘り強い繋ぎで19-14と更にリードを広げた日本。終盤、中道の前後に揺さぶるサーブで相手布陣を翻弄し、得点を重ね25-19で第4セットを取り返し、セットカウント2-2で、最終セットに持ち込んだ。
第5セット、キャプテン・荒木の諦めないプレーで観客が沸いた。山本愛、迫田さおりが連続ブロックを決め、8-4とリードを広げた日本。全員が1つのボールに集中し、コートにボールを落とさなかった。しかし、終盤日本に痛恨のミスが出て、12-12と同点に追い付かれた。13-13で迫田がドイツのブロックに捕まり、13-14。最後はドイツの強打をレシーブすることが出来ず、13-15、セットカウント2-3でドイツに逆転負けを喫した。
第3戦は19日、ブレーメンで14:00(現地時間)から行われる。
6月14日 日本×ドイツ戦 日独友好親善150周年記念 親善試合(第1戦)
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
日本 (1勝0敗) |
3 | 26 | 26 | 18 | 25 | 15 |
ドイツ (0勝1敗) |
2 | 28 | 24 | 25 | 17 | 9 |
【第1セットのスタメン】
江畑 幸子 | 岩坂 名奈 | 石井 優希 | |||||
石田 瑞穂 | 山本 愛 | 中大路 絢野 |
濱口 華菜里 (リベロ) |
【戦評】
モントルーバレーマスターズ終了から2日、日本はドイツ(ミュンスター)に移動し、ドイツとの日独友好親善150周年記念親善試合に臨んだ。
第1セット序盤、日本はサーブで崩されるとドイツの高いブロックに捕まり、10-13とリードを許した。中盤、モントルーバレーマスターズでベストサーバーに選ばれた岩坂名奈がサーブで攻め、追い上げを見せたが、ドイツに強打を決められ、14-19とさらにリードを広げられた。終盤、江畑幸子に代わり出場した狩野舞子がサーブで攻めると、石田瑞穂がレフトからしっかりと決め、19-19と追い上げた。その後両者譲らず26-26とデュースにもつれ込んだが、最後は相手の強打を繋げず、26-28で第1セットを落とした。
第2セット、石田の好レシーブや、相手のミスで流れを掴みかけたが、サーブミス等が出て、なかなか波に乗れない日本。中盤、岩坂の速攻、中大路絢野のサービスエースで14-10とリードを広げたが、コンビネーションミスやドイツのブロックなどで15-16と逆転を許した。その後もサーブレシーブがセッターに返らず、苦しい状況の日本だったが、濱口華菜里、石田、山本愛らがチームを盛り上げ、ボールを繋ぎ、ドイツに点差を離させなかった。22-23から、山本の連続サービスエースで24-23と逆転に成功。最後は中大路がサーブで崩し、岩坂がブロックを決め26-24で第2セットを奪い、ゲームを振り出しに戻した。
第3セット、序盤ドイツにレシーブで粘り負け、0-4とリードを許した。その後も点差を詰められない日本は、終盤コンビネーションが乱れ18-25でこのセットを奪われた。
第4セット、序盤からサーブで攻めると、山本が決め9-5とリードを広げた。松浦麻琴と石田のコンビネーション、江畑の強打などで流れを掴み、17-10とさらにリードを広げた日本。終盤、山本がサービスエース、江畑がバックアタックを決め25-17で第4セットを取り返し、フルセットに持ち込んだ。
第5セット、山本、江畑がブロック、スパイクと連続で決め8-5とリードを広げた。終盤、石井がレフトからブロックアウト、江畑が速いバックアタックを決め流れを掴んだ日本は、15-9、セットカウント3-2でドイツに勝利した。
親善試合第2戦は、16日にベルリンで行われる。