5月8日 日本(久光製薬スプリングス)×ロシア(Dinamo Kazan) 予選リーグ
チーム |
セットカウント |
第1セット |
第2セット |
第3セット |
第4セット |
第5セット |
日本 2敗 |
1 |
25 |
22 |
22 |
18 |
- |
ロシア
1勝 |
3 |
22 |
25 |
25 |
25 |
- |
【第1セットのスタメン】
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石井 優希 |
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長岡 望悠 |
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岩坂 名奈 |
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平井 香菜子 |
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古藤 千鶴 |
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新鍋 理沙 |
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筒井 さやか (リベロ) |
【戦評】
FIVB世界クラブ女子選手権大会2014、日本(久光製薬スプリングス)は予選リーグ第2戦でロシア(Dinamo Kazan)と対戦した。日本は、第1セットこそ奪ったものの、ロシアの高さに苦戦し流れを引き寄せることが出来ず、セットカウント1-3で敗れた。
第1セット、序盤はロシアにリードを許したが、筒井さやかを中心に粘りのあるプレーで巻き返しを図った。中盤以降、新鍋理沙が強弱のある巧みなスパイクを決めると、16-16の同点に追い付いた。19-17としたところでキャプテン・石田瑞穂を投入。その石田がサーブでロシアを崩すと、石井優希がポイントを重ねて、25-22で第1セットを日本が先取した。
第2セット、序盤は互いに点を取り合う展開となったが、新鍋と長岡望悠のスパイクや平井香菜子のブロックで連続ポイントを挙げると、17-12と5点のリードを奪った。しかし、中盤にミスが出ると7連続失点を喫した。筒井さやかの好レシーブでロシアを苦しめたが逆転には至らず。22-25で第2セットを落とした。
第3セット、筒井さやかのナイスレシーブから長岡が力強いスパイクで攻めたが、またも中盤にミスが生まれロシアにリードを許した。16-21の場面で投入された石田が4連続ポイントに絡む活躍を見せ会場を沸かせたが、中盤に広がった点差を縮めることは出来ず。22-25で第3セットをロシアに奪われた。
第4セット、両チームが粘りのあるレシーブを見せ、長いラリーが続いた。長岡のスパイクで流れに乗りたい日本だったが、ミスが出てロシアにリードを奪われる展開に。長岡に代わり投入された筒井視穂子がサーブでロシアを崩すと、日本は5連続ポイントを奪った。しかし、ロシアの打点の高いスパイクに対応することが出来ず、逆に5連続ポイントを奪われた。このまま18-25でロシアに逃げ切られ、第4セットを落とした。
この結果、セットカウント1-3でロシアに敗れた日本は予選リーグを2敗で終えた。5月9日(金)に行われるブラジル(Molico Osasco)対ロシアの結果を待たずに予選リーグB組3位が確定したため、今大会は5位タイで終了となった。
【コメント】
○中田久美監督
「昨日(5月7日、ブラジル戦)に引き続き、国内外からの多大なるご支援とご声援に心より感謝いたします。今大会を日本代表として戦う上で、私たちはより繊細なバレーを展開しないといけないと強く感じた。他国の選手に比べて、フィジカルの面で劣る部分があることは否めない。それを克服するためにも、私たちは精度の高いものを築き上げ、そこから勝機を見出し戦っていかないといけないと感じた。この大会を通して多くの課題も見つかったが、選手・スタッフそれぞれが自分を省みて、また新たな挑戦をしていきたい。このような貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。そして、今シーズン久光製薬スプリングスを支えてくださったたくさんの方々に心より御礼申上げます」
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5月7日 日本(久光製薬スプリングス)×ブラジル(Molico Osasco) 予選リーグ
チーム |
セットカウント |
第1セット |
第2セット |
第3セット |
第4セット |
第5セット |
日本 1敗 |
1 |
12 |
25 |
18 |
22 |
- |
ブラジル
1勝 |
3 |
25 |
20 |
25 |
25 |
- |
【第1セットのスタメン】
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長岡 望悠 |
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岩坂 名奈 |
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新鍋 理沙 |
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石井 優希 |
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平井 香菜子 |
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古藤 千鶴 |
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筒井 さやか (リベロ) |
【戦評】
FIVB世界クラブ女子選手権大会2014、日本(久光製薬スプリングス)は予選リーグ初戦でブラジル(Molico Osasco)と対戦した。ブラジル代表として活躍したシェイラ・カストロやタイーザ・メネセスを擁するブラジルの高さに苦戦した日本は、セットカウント1-3で敗れた。次戦は5月8日(現地時間)17時30分より、ロシア(Dinamo Kazan)と予選リーグ第2戦を戦う。
第1セット、ブラジルの高さに苦戦しスパイクが決まらない日本。ミスが続きブラジルに連続ポイントを許した。中盤以降、長岡望悠や新鍋理沙が相手ブロックを上手く利用し得点を重ねたが、12-25で第1セットを奪われた。
第2セット、岩坂名奈のサービスエースで好スタートを切ると、4連続ポイントを奪い流れに乗った。岩坂や平井香菜子を中心としたブロックで相手のミスを誘うと、その後は勢いに乗り25-20で第2セットを奪い、試合を振り出しに戻した。
第3セット、2点リードされている状況で一進一退の攻防が続いたが、新鍋が2連続ブロックを決めて12-12の同点に追い付いた。しかし、その後はリズムを掴むことができず、18-25で第3セットを落とした。
第4セット、ブラジルの壁のようなブロックに捕まり、1-8と大きくリードされてしまった。岩坂と平井のミドルブロッカー陣がクイックを決めて流れを引き寄せたが、終盤はミスが増え、22-25で第4セットを落とした。この結果、セットカウント1-3で敗れた日本。明日(8日)は2010女子世界選手権でMVPを獲得したエカテリーナ・ガモワ率いるロシア(Dinamo Kazan)と準決勝進出をかけて対戦する。
【コメント】
○中田久美監督
「このような大会への出場にあたり、多くの方々に感謝申し上げます。世界で活躍するトップ選手を前に、改めて『高さ』と『パワー』を痛感させられた試合だった。そんな中でもセットを取ったことはチームにとっても大きな財産となるだろう。通用した点は自信に、通用しなかった点は今後の課題に、選手・スタッフそれぞれがより多くのものを得る大会にしたい」
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