1位 |
ロシア |
2位 |
アルゼンチン |
3位 |
セルビア |
4位 |
アメリカ |
5位 |
ブラジル |
6位 |
イラン |
7位 |
スペイン |
8位 |
インド |
9位 |
ベルギー |
10位 |
ドイツ |
11位 |
カナダ |
12位 |
日本 |
13位 |
ブルガリア |
14位 |
チュニジア |
15位 |
エジプト |
16位 |
プエルトリコ |
8月10日 日本×カナダ ファイナル12位-11位決定戦
チーム |
セットカウント |
第1セット |
第2セット |
第3セット |
第4セット |
第5セット |
日本 |
0 |
23 |
20 |
19 |
- |
- |
カナダ
|
3 |
25 |
25 |
25 |
- |
- |
【第1セットのスタメン】
|
出耒田 敬 |
|
伏見 大和 |
|
鶴田 大樹 |
|
吉岡 光大 |
|
傳田 亮太 |
|
久保山 尚 |
|
井手 智 (リベロ) |
【戦評】
○日本の最多得点者:
出耒田 敬選手 (1試合で16得点)
鶴田 大樹選手 (1試合で13得点)
伏見 大和選手 (1試合で5得点)
○試合の概要
大会最終日、日本はファイナル12-11位決定戦でカナダと再戦。2次リーグ初戦では手痛いストレート負けを喫した相手だけに、試合前から声を掛け合い高いモチベーションで臨んだ結果は試合に反映され、序盤に出耒田敬(筑波大学)のサーブ、バックアタックで連続得点。幸先よくリードを奪い、その後も日本が主導権を握った。鶴田大樹(東海大学)の攻撃も冴え、23-20とセットポイントまであと1点と迫ったが、ここから押し切れない。2次リーグ同様にカナダのサーブで崩されたところを相手の高さに抑えられ23-21からの連続失点で第1セットを失った。
第2セットに入っても逆転で第1セットを取られた悪循環は続き、序盤からサーブ、スパイクでミスを連発。鶴田のサーブ、スパイクで得点を返したが、その後でミスが出る悪い連鎖を断ち切れず、逆転のチャンスを活かせなかった。このセットだけで14本ものミスでカナダに得点を献上し、第2セットも20-25で与えてしまった。
後がない第3セット、日本は鶴田のスパイクで先制。出耒田のバックライトからのスパイクで得点を重ねたが、大事な場面でまたもミスが生じ、勢いに乗りきれなかった。中盤、終盤にもミスからの連続失点でカナダとの点差が広がった。リザーブメンバーもベンチから盛り上げたが、コートに届かず、第3セットは19-25、セットカウント0-3で敗れカナダに雪辱を晴らすことはできなかった。
この結果を受け、日本の最終成績は12位となった。
【コメント】
佐幸 法昭監督:
ファイナルマッチを落とし、とても残念だ。カナダはベストコンディションではなかったが、メンタル面で日本よりもタフだった。敗れはしたが、小さな選手たちがここまで戦ってくれたことを誇りに思う。選手には「よく頑張った」と最後に言ってあげたい。
出耒田 敬選手:
前回の対戦ではストレートを止められたので、今回は意識的にクロスを打つようにした結果は生かせた。国内では高さを武器にしてきたが、今大会を戦って高さだけでは通用しないこともわかった。これからはもっと成長して、チームの柱になれるように頑張りたい。
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8月9日 日本×ベルギー セミファイナル(9-12位)
チーム |
セットカウント |
第1セット |
第2セット |
第3セット |
第4セット |
第5セット |
日本 4勝3敗 |
0 |
19 |
22 |
18 |
- |
- |
ベルギー
5勝2敗 |
3 |
25 |
25 |
25 |
- |
- |
【第1セットのスタメン】
|
吉岡 光大 |
|
出耒田 敬 |
|
伏見 大和 |
|
傳田 亮太 |
|
久保山 尚 |
|
鶴田 大樹 |
|
井手 智 (リベロ) |
【戦評】
ともに4勝2敗のベルギーとの対戦。スタートから勢いをつかみたい日本だが、出だしで4本連続してサーブミスをするなど、みすみす流れを相手に与えてしまった。まとまりに欠ける日本の隙を逃さず、ベルギーはブロックで連続得点。何とか突破口を見出したい日本だが、井手智(東亜大学)の身体を張ったファインレシーブも攻撃につながらず、その後も追う展開が続いた。終盤、ベルギーのミスでようやく追い上げに転じたが、序盤の失点が響き19-25で第1セットを失った。
第2セットに入ると、セッターの久保山尚(東亜大学)はセンター線からの攻撃を多用し、伏見大和(順天堂大学)、傳田亮太(中央大学)のスパイクで得点を挙げた。3-7と第1セット同様にベルギーを追いかける苦しい展開となったが、鶴田大樹(東海大学)が相手ブロックの間を抜くスパイクや、ブロックをうまく使ってブロックアウトを取りようやく反撃開始。20-21と1点差まで迫ったが、レシーブでつないだボールをミスするなど、逆転のチャンスを生かしきれず、第2セットも22-25で失った。
第3セットも流れは完全にベルギーへ。立ち上がり早々に4本のブロックを含む5連続失点を喫し、3-11と大きくリードされた。苦しい展開の中、鶴田が気迫を込めたスパイクで連続得点し、立て直そうとしたが停滞した雰囲気を変えるには至らず、最後も日本のミスで18-25、0-3のストレート負けを喫した。
この結果を受け、大会最終日の明日(8月10日)は11位決定戦で、2次リーグで敗れたカナダと対戦する。
【コメント】
佐幸 法昭監督:
ベルギーの速いバレーに対抗するには、サーブで攻めなければならなかったがサーブが悪すぎた。ベルギーのレセプションからのスピードある攻撃は素晴らしかった。ここまで来たらいかに強い気持ちで戦えるか。同じ相手に二度負けるのは話にならない。明日は真価が問われる試合になる。
傳田 亮太選手:
相手にやられたというよりも、自分たちがバタバタした結果。いいプレーの後にミスをして盛り上がるきっかけを失い、勝てる試合では出る声も、今日の試合では出なかったことも反省点。明日は意地でも勝ちたい。
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8月7日 日本×エジプト 2次リーグ(G組)
チーム |
セットカウント |
第1セット |
第2セット |
第3セット |
第4セット |
第5セット |
日本 4勝2敗 |
3 |
25 |
15 |
20 |
25 |
16 |
エジプト
1勝5敗 |
2 |
18 |
25 |
25 |
21 |
14 |
【第1セットのスタメン】
|
出耒田 敬 |
|
伏見 大和 |
|
鶴田 大樹 |
|
吉岡 光大 |
|
傳田 亮太 |
|
久保山 尚 |
|
井手 智 (リベロ) |
【戦評】
○日本の最多得点者:
出耒田 敬選手 (1試合で23得点)
鶴田 大樹選手 (1試合で15得点)
伏見 大和選手、吉岡 光大選手 (1試合で9得点)
○試合の概要
2次リーグ最終戦、エジプト対戦した日本は試合開始早々に鶴田大樹(東海大学)が相手ブロックをあしらう巧妙なスパイクで先制点を挙げ、その後も吉岡光大(東亜大学)のジャンプサーブでサービスエースを取るなど、好調な滑り出し。井手智(東亜大学)がエジプトの強打を続けざまにレシーブし、劣勢もチャンスに変え、日本に流れを呼び込んだ。終盤も久保山尚(東亜大学)のサーブで崩し、エジプトのミスを誘い連続得点。25-18で第1セットを先取した。
そのままの勢いで第2セットも押し切りたい日本だが、セッター、オポジットのメンバーが変わったエジプトに苦戦。サーブで攻め込まれ、スパイクミス、サーブミスが続く悪い流れを断ち切れず、第2セットを15-25で落とし、続く第3セットも同様にリズムを取り戻せないまま失った。
1つでも上の順位決定戦に臨むために、何としても奪取したい第4セット。流れを変えたい立ち上がり、伏見大和(順天堂大学)の強烈なサーブで3連続得点を挙げた。その後も伏見のブロックや鶴田の攻撃でさらにリードを広げた。一時エジプトの追い上げに合ったが、最後は出耒田敬(筑波大学)がライトからのスパイクで第4セットをもぎ取り、今大会3度目のフルセットへと突入した。
第4セットを奪取した勢いを追い風に、最終セットはまず日本が抜け出した。出耒田、伏見のブロックで得点し、中盤はエジプトをリード。しかしすぐさまエジプトも強烈なサーブからジワジワと追い上げ、14-14となりデュースへ突入。ここでもサーブで崩され、ピンチを招いたが苦しい状況でもレシーブやフォローでつなぎ、2メートルを超える相手エースを鶴田がブロックで仕留め、日本がマッチポイントに到達。最後はエジプトのスパイクミスで16-14、逆転で日本が激戦を制した。
休息日を挟み、8月9日のセミファイナル(9-12位)で日本はベルギーと対戦する。
【コメント】
佐幸 法昭監督:
エジプトは手強く、日本が苦手とするタイプの相手だった。背の低い、繊細なチームなのでいい展開になったかと思えば、苦しい展開を招いてしまう。悩みの多い戦いだった。
伏見 大和選手
序盤にリズムをつくれず、個人がバラバラになってミスが続いた。セットを重ねるごとに雰囲気がよくなり、サーブで流れをつくることができた。課題はいくつもあるが、順位決定戦は日本らしいバレーをして、少しでもいい報告ができるように頑張りたい。
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8月6日 日本×チュニジア 2次リーグ(G組)
チーム |
セットカウント |
第1セット |
第2セット |
第3セット |
第4セット |
第5セット |
日本 3勝2敗 |
3 |
25 |
25 |
25 |
- |
- |
チュニジア
1勝4敗 |
0 |
19 |
20 |
18 |
- |
- |
【第1セットのスタメン】
|
吉岡 光大 |
|
出耒田 敬 |
|
伏見 大和 |
|
傳田 亮太 |
|
久保山 尚 |
|
鶴田 大樹 |
|
井手 智 (リベロ) |
【戦評】
○日本の最多得点者:
出耒田 敬選手 (1試合で17得点)
鶴田 大樹選手 (1試合で10得点)
傳田 亮太選手、吉岡 光大選手 (1試合で8得点)
○試合の概要
昨日のストレート負けを教訓とし、試合前の練習から声を出してチームの雰囲気を高めた日本は、レシーブ、スパイク、ブロック、サーブ、すべてのポイントでチュニジアを上回った。
今大会を通して立ち上がりの悪さが課題とされてきたが、この試合では鶴田大樹(東海大学)のサーブから伏見大和(順天堂大学)がいきなりのブロックポイントで待望の先制点を挙げた。続けざまに出耒田敬(筑波大学)もスパイクを決め、連続得点で幸先いいスタートを飾った。その後も気を緩めることなく、ブロック&レシーブの連携、ブロックフォローからのつなぎなど日本らしい丁寧で粘りのあるバレーを展開し、第1セットを25-19で制した。
第2セットに入ると、昨日は無得点に終わった傳田亮太(中央大学)が少ない練習時間で鍛錬した成果を発揮し、スパイク、ブロックで立て続けに得点し、チームに勢いを与えた。18-16とリードしたところから連続失点を喫したが、鶴田がうまくブロックアウトを取るスパイクで19点目をもぎ取ると再び主導権は日本へ。鶴田、吉岡光大(東亜大学)のブロックで得点を追加した日本が第2セットも競り勝った。
第3セットも日本の優位は変わらず、出耒田、伏見のブロックによる連続得点からスタートすると、ミドルブロッカーの傳田だけでなくセッターの久保山尚(東亜大学)もブロックで得点を加算。中盤の連続得点で日本が突き放すと、チュニジアはミスを連発。23-18の場面で投入されたピンチサーバーの久原大輝(筑波大学)のサービスエースでマッチポイントとすると、最後は傳田がスパイクを決め、25-18、セットカウント3-0でチュニジアに勝利した。
2次リーグ最終日の明日(7日)は、エジプトと対戦する。
【コメント】
佐幸 法昭監督:
昨日の試合が反省点の多い試合となり、今日の試合ではレセプション(サーブレシーブ)、ディグ(スパイクレシーブ)、ファーストボールの処理に注意を払った結果、日本らしいバレーができた。明日もまずはサーブレシーブをしっかり返してトス回しを工夫し、1つでも上の順位決定戦に進みたい。
鶴田 大樹選手:
これまでの試合は出だしが悪かったので、最初から走れるよう練習から盛り上げた結果、いい状態で試合に臨むことができた。昨日は恥ずかしい試合をしてしまったが、その分全員の心に火がつき、追い込まれてまたチームが1つにまとまることができた。明日もまずはレシーブで粘り負けなければ負ける相手ではないので、今日以上にサーブレシーブを返してしっかり勝利したい.
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8月5日 日本×カナダ 2次リーグ(G組)
チーム |
セットカウント |
第1セット |
第2セット |
第3セット |
第4セット |
第5セット |
日本 2勝2敗 |
0 |
12 |
17 |
14 |
- |
- |
カナダ
1勝3敗 |
3 |
25 |
25 |
25 |
- |
- |
【第1セットのスタメン】
|
吉岡 光大 |
|
出耒田 敬 |
|
伏見 大和 |
|
傳田 亮太 |
|
久保山 尚 |
|
鶴田 大樹 |
|
井手 智 (リベロ) |
【戦評】
○日本の最多得点者:
出耒田 敬選手 (1試合で16得点)
吉岡 光大選手 (1試合で6得点)
鶴田 大樹選手 (1試合で5得点)
○試合の概要
2次リーグ初戦、日本はこれまで未だ勝ち星のないカナダと対戦した。今大会初となる午前中の試合だったせいか、立ち上がりは動きに重さが目立ちカナダに5連続失点を喫した。相手の高さに対して、レシーブで拾いフォローでつなぐ日本のバレーを展開したいのだが、逆にカナダのサーブで崩され、中盤、終盤にも連続失点。いいところがないまま、第1セットを失った。
切り変えたい第2セットも、サーブレシーブの乱れを食い止められず、またもカナダに連続失点。リバウンドを取ったボールにもフォローが続かず、安易なミスも目立つなど悪い流れのまま中盤を迎えたところで、出耒田敬(筑波大学)のスパイクが決まり始め、ようやく日本が追い上げを開始。吉岡光大(東亜大学)も1枚でブロックを決めるなど流れを呼び込むプレーを見せたが、ここでも乗り切れず、第2セットもカナダに連取を許した。
セットカウント0-2で迎えた第3セットも開始早々に5連続失点を喫するなど、悪い流れを止めきれなかった。出耒田の連続ブロックやサービスエースで得点したが、1、2セット同様に中盤、終盤で連続失点される悪い連鎖が断ち切れず、第3セットは14-25、セットカウント0-3でカナダに敗れた。
2次リーグ2日目(8月6日)は、チュニジアと対戦する。
【コメント】
佐幸 法昭監督:
レセプション(サーブレシーブ)からのコンビバレーが日本の生命線であるにも関わらず、レセプションが悪かった。メンタル面、心の面で戦う準備ができておらず、これほど崩れたことは過去に経験がないほど、今大会の中で最も悪いゲームだった。
吉岡 光大選手:
雰囲気、状態は普段と変わらず悪くなかったが、中には身体が動かないという選手もいた。明日は勝ち負けにこだわるだけでなく、みんなの心を一つに、本気で戦いたい。
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8月3日 日本×アメリカ 1次リーグ(A組)
チーム |
セットカウント |
第1セット |
第2セット |
第3セット |
第4セット |
第5セット |
日本 2勝1敗 |
1 |
20 |
25 |
18 |
19 |
- |
アメリカ
2勝1敗 |
3 |
25 |
21 |
25 |
25 |
- |
【第1セットのスタメン】
|
出耒田 敬 |
|
伏見 大和 |
|
鶴田 大樹 |
|
吉岡 光大 |
|
傳田 亮太 |
|
久保山 尚 |
|
井手 智 (リベロ) |
【戦評】
○日本の最多得点者:
出耒田 敬選手 (1試合で19得点)
伏見 大和選手 (1試合で15得点)
鶴田 大樹選手 (1試合で8得点)
○試合の概要
上位リーグ進出のために負けられない一戦。出だしはその気合が噛み合わず、アメリカの組織化されたブロックの前にスパイクミスが続き、2-9と苦しいスタート。しかしここから久保山尚(東亜大学)や伏見大和(順天堂大学)のサーブが効果を発揮し、アメリカのミスを誘い日本も追い上げた。マークの厳しい中でも出耒田敬(筑波大学)が決め、点差を縮めたが逆転には至らず。第1セットは20-25で失った。
第2セットは中盤まで8-8と拮抗した展開で進む中、日本が出耒田のサーブから抜け出した。鶴田大樹(東海大学)のバックアタックや、リベロの井手智(東亜大学)も守備で盛り立て、11-10から一挙5連続得点で16-10とアメリカを突き放した。傳田亮太(中央大学)も変化をつけたサーブでエースを取り、最後は出耒田がライトからスパイクを決め、第2セットは25-21で日本が奪取した。
1-1で迎えた第3セット、アメリカがブロックで得点すれば日本は相手ブロックをうまく使った緩急をつけた攻撃で得点。互いに得点を取り合いながら終盤まで僅差の攻防が続いた。試合が動いたのは終盤、17-17の場面で日本はレセプションが乱れ、5連続失点を喫した。そのまま第3セットは流れを取り戻すことができず、18-25でアメリカに与えてしまった。
挽回したい第4セットも序盤はアメリカが優勢。立ち上がりの連続得点でまたも日本はビハインドを背負う。しかしセッターの久保山のブロックから徐々に流れを取り戻し、伏見、出耒田の攻撃でアメリカを追い上げた。だが点差が迫ったところで総合力に勝るアメリカが再び連続得点。終盤に離され、19-25で第4セットを失い今大会初黒星を喫した。
この結果日本は、2次リーグ(9-16位グループ)G組進出が決まり、8月5日にカナダと対戦する。
【コメント】
佐幸 法昭監督:
日本がやらなければならない粘りのバレーができなかった。アメリカはミスも少なく、セッター中心の多彩な攻撃で日本を粉砕した。完成度の高い素晴らしいチームだった。
井手 智選手:
1セット目の序盤で崩され立て直すのが難しかった。全体的にカットが短くなり、スパイカーに迷惑をかけた。今後はどこと対戦するかわからないが、練習してきたことを出せば戦えると思うので、自分たちのバレーができるように頑張りたい。
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8月2日 日本×ブルガリア 1次リーグ(A組)
チーム |
セットカウント |
第1セット |
第2セット |
第3セット |
第4セット |
第5セット |
日本 2勝0敗 |
3 |
20 |
20 |
33 |
25 |
15 |
ブルガリア
0勝2敗 |
2 |
25 |
25 |
31 |
18 |
11 |
【第1セットのスタメン】
|
出耒田 敬 |
|
伏見 大和 |
|
鶴田 大樹 |
|
吉岡 光大 |
|
傳田 亮太 |
|
久保山 尚 |
|
井手 智 (リベロ) |
【戦評】
○日本の最多得点者:
出耒田 敬選手 (1試合で47得点)
伏見 大和選手 (1試合で14得点)
鶴田 大樹選手 (1試合で13得点)
○試合の概要
大会初日にブラジルをフルセットで下した日本は、2日目のブルガリア戦でも脅威の粘りを発揮。0-2から大逆転の末、ブルガリアに勝利を収めた。
立ち上がりは堅さの目立った日本。高さを生かしたブロックでブルガリアに日本の攻撃を徹底マークされ、第1セットはブルガリアに先行される苦しい展開を強いられた。サーブレシーブも乱れ、攻撃がサイドに偏ったところをブロックされる嫌な流れを払拭できず、1、2セットはともに20-25で失った。
第3セットに入ると、キャプテンでセッターの久保山尚(東亜大学)はマークの厳しいセンター線を避け、オポジットの出耒田敬(筑波大学)にボールを集めた。その期待に応え、出耒田が高い打点からスパイクを次々に決め、中盤まで日本がリードしたが18-18からブルガリアに連続失点を喫し、21-24と相手にマッチポイントを与えてしまった。しかしここで出耒田のバックレフトからのスパイクを皮切りに、日本が反撃を開始。久保山が冷静にサーブで狙いを定め、出耒田、伏見大和(順天堂大学)が高さを生かしたブロックで24-24とデュースにもつれ込んだ。一進一退の攻防が続く中、鶴田大樹(東海大学)の安定した守備からチャンスをつくり、最後は出耒田がライトから決め33-31で第3セットを日本が制した。
圧倒的不利な状況からセットを奪取した日本は優勢に立ち、鶴田が中に切りこむ時間差攻撃や出耒田のスパイク、サーブで次々に得点を重ね、第4セットも25-18で日本が連取。セットカウント2-2で、昨夜に続いてフルセットへと突入した。
ここでもまず日本は出耒田のサーブ、スパイクで得点。サイドの攻撃に的を絞ったブルガリアのブロックに阻まれ、一時は6-7と逆転されたが久保山のトスを出耒田、鶴田が冷静に決め切り、焦るブルガリアのミスを誘い、追い込まれた場面から見事に大逆転勝利を収めた。
1次リーグ最終日の明日(3日)はアメリカと対戦する。
【コメント】
佐幸 法昭監督:
日本は非常にデリケートなチームなので、メンタルの繋がりがうまく行かず2セットを落としたが「1セットを取れば何か起こる」と選手に指示し、頑張るよう求めた。身長の低いチームでありコンディションが心配だが、よく食べよく寝て連戦に備えたい。
久保山 尚選手:
ブラジル戦のような流れが作れず、序盤は集中力に欠けていた。クイックにマークが厳しく使いにくかったが、悪いトスも出耒田にカバーしてもらった。助け合って勝つことができた。明日は1セット目からつなぎのバレーで勝利したい。
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8月1日 日本×ブラジル 1次リーグ(A組)
チーム |
セットカウント |
第1セット |
第2セット |
第3セット |
第4セット |
第5セット |
日本 1勝0敗 |
3 |
21 |
25 |
25 |
22 |
18 |
ブラジル
0勝1敗 |
2 |
25 |
19 |
20 |
25 |
16 |
【第1セットのスタメン】
|
吉岡 光大 |
|
出耒田 敬 |
|
伏見 大和 |
|
傳田 亮太 |
|
久保山 尚 |
|
鶴田 大樹 |
|
井手 智 (リベロ) |
【戦評】
第1セット、初戦の緊張からか0-4でスタートした日本。中盤以降は相手のミスにも助けられ追い上げをみせたが、20点以降単調な攻撃になり、サイドアウトが取れず第1セットを落とした。
第2セットに入りブロックとレシーブが機能し、終始日本のペースで試合を支配し25-19で試合を振り出しに戻した。
第3セットに入っても日本のサーブと粘り強いレシーブでブラジルのミスを誘い、終盤は一方的な展開でセットを連取した。
第4セットブラジルのミスから5-1とリードしたが、相手のサーブで崩され、高いブロックの壁を打ち破ることができず、結局このセットを落とした。
第5セットに入り日本のクイックが効果的に決まり、相手のブロックを翻弄し、中盤までリードしたが、ブラジルの必死の粘りで13-14と逆転を許した。しかし、14-14からピンチサーバーの久原大輝がサービスエースで逆転し流れを日本に取り戻すと、最後は出耒田敬、伏見大和の高さのあるブロックで決め、フルセットの接戦を制し、初戦を白星で飾った。
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