1位 |
ブラジル |
2位 |
ロシア |
3位 |
イタリア |
4位 |
アルゼンチン |
5位 |
日本、チュニジア |
7位 |
ドミニカ共和国、イラン |
10月18日 日本×イタリア 予選リーグ戦
チーム |
セットカウント |
第1セット |
第2セット |
第3セット |
第4セット |
第5セット |
日本 1勝2敗 |
0 |
18 |
19 |
22 |
- |
- |
イタリア
2勝1敗 |
3 |
25 |
25 |
25 |
- |
- |
【第1セットのスタメン】
|
白澤 健児 |
|
ダンテ・アマラウ |
|
清水 邦広 |
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深津 英臣 |
|
福澤 達哉 |
|
山添 信也 |
|
永野 健 (リベロ) |
【戦評】
FIVB世界クラブ男子バレーボール選手権大会2013、日本(パナソニックパンサーズ)の予選リーグ戦最終戦の対戦相手は、前回大会王者のイタリア(Trentino Diatec)。この試合に勝利したチームが準決勝に駒を進めることができるという、両者にとって負けられない一戦。日本は堅い守備を破ることができず、ストレートでイタリアに敗れた。
第1セット、序盤は福澤達哉とダンテの強烈なスパイクでイタリアに食らいついた。しかし、要所でサーブミスを犯した日本、流れを掴めないままイタリアに徐々に差を広げられてしまった。中盤、白澤健児のサービスエースで流れを引き戻しかけたが、後が続かず18-25で第1セットを失った。
第2セット、何とか1セットを取り返したい日本だが、福澤とダンテが立て続けにブロックされてしまい、3点をリードされる苦しいスタートとなった。その後もイタリアの強烈なサーブに苦戦し、一時は7点の点差を広げられてしまった。途中2枚替えで入った伊東勇樹の思い切りの良いスパイクで勢い付く場面も見られたが、イタリアの高さのあるブロックを前に成す術なく、19-25でイタリアに2セット先取を許した。
第3セット、後がなくなった日本は福澤に代え川村慎二を投入。8-6とこの試合初めてテクニカルタイムアウトを奪うことに成功した。しかし、日本の善戦もここまで。最後まで堅いディフェンスを崩すことなく、22-25でイタリアに第3セットを奪われた。この結果、日本はストレートでイタリアに敗れた。予選リーグ戦全3試合を終えて1勝2敗の日本はA組3位となり、今大会を5位タイで終えた。
■FIVB世界クラブ男子選手権大会2013 予選リーグ戦A組 最終順位表
1位 アルゼンチン(UPCN)(勝点8/3勝0敗)
2位 イタリア(Trentino Diatec)(勝点7/2勝1敗)
3位 日本(パナソニックパンサーズ)(勝点3/1勝2敗)
4位 イラン(Kalleh)(勝点0/0勝3敗)
【コメント】
○南部正司監督
「(イタリアの)強固なブロックとディフェンスを最後まで崩すことができなかった。初めて出場した今大会での経験を、これから始まる国内大会に向けた強化に必ず繋げていく」
○キャプテン・白澤健児選手
「準決勝には本当に強いチームしか勝ち残れないと思う。我々にはまだそれだけの力がなかったということ。さらに鍛えていきたい」
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10月16日 日本×イラン 予選リーグ戦
チーム |
セットカウント |
第1セット |
第2セット |
第3セット |
第4セット |
第5セット |
日本 1勝1敗 |
3 |
25 |
24 |
30 |
25 |
- |
イラン
2敗 |
1 |
19 |
26 |
28 |
18 |
- |
【第1セットのスタメン】
|
白澤 健児 |
|
ダンテ・アマラウ |
|
清水 邦広 |
|
深津 英臣 |
|
福澤 達哉 |
|
山添 信也 |
|
永野 健 (リベロ) |
【戦評】
FIVB世界クラブ男子バレーボール選手権大会2013、昨日(10月15日)にアルゼンチン(UPCN)との初戦で悔しい敗戦を喫した日本(パナソニックパンサーズ)は、アジア代表・イラン(Kalleh)と対戦した。イランは第17回アジア男子選手権大会で優勝したナショナルチームのメンバー3名が欠場しているものの、ユースとジュニアの世界選手権大会で優勝を経験している選手が揃う、高いポテンシャルを誇るチームである。日本は2セットがデュースとなった接戦を制し、セットカウント3-1でイランに勝利した。次戦は10月18日(現地時間)20時より、前回大会王者のイタリア(Trentino Diatec)と予選リーグ戦最終戦を戦う。
第1セット、日本は山添信也のサーブミスからスタートした。立ち上がりに勢いに乗れなかった日本は、レセプション(サーブレシーブ)が崩れ単調になったところを攻められ、イランにリードを許した。しかし、清水邦広の好レシーブから深津英臣がスーパープレーを決めると、流れが日本に傾き始めた。さらに清水がブロックやスパイク、連続サービスエースを決めて逆転に成功。これで勢いに乗った日本は中盤以降もダンテの勝負強い攻撃などでイランを突き放し、25-19で第1セットを先取した。
第2セット、序盤はサーブが冴えたイランがリードしたが、日本が相手のミスなどからポイントを奪い逆転すると、2点のリードを保ち終盤へ。しかし、イランの戦略的なサーブにミスを犯し、同点に追い付かれた日本。このセットの結末はデュースへと持ち込まれた。最後は福澤のサーブミスやブロックでポイントを奪われ、24-26でイランに第2セットを奪われた。
勝負どころの第3セット、序盤からサイドアウトの応酬となり一進一退のまま終盤へ。一度はイランが抜け出したが、日本は清水のサービスエースで追い付き、またもデュースへ。ここからは両者ポイントを奪い合う展開となったが、最後はこの試合好調の清水のスパイクで一歩抜け出し、30-28で日本が第3セットを奪った。
第4セット、前セット終盤の勢いをそのままに臨んだ日本。山添のサーブで6連続得点を挙げるなど大差をつけ、25-16で第4セットを取り、セットカウント3-1で今大会初勝利を挙げた。
■FIVB世界クラブ男子選手権大会2013 予選リーグ戦A組 順位表(10月16日時点)
1位 イタリア(Trentino Diatec)(勝点3/1勝0敗/セット率3.000/得点率1.136)
2位 アルゼンチン(UPCN)(勝点3/1勝0敗/セット率3.000/得点率1.118)
3位 日本(パナソニックパンサーズ)(勝点3/1勝1敗/セット率1.000)
4位 イラン(Kalleh)(勝点0/0勝2敗)
【コメント】
○南部正司監督
「勝負の第3セットを取ったことが大きかった。ダンテは徐々に調子が上がってきている。(10月18日に行われる)予選リーグ戦最終戦に全力を尽くしたい」
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10月15日 日本×アルゼンチン 予選リーグ戦
チーム |
セットカウント |
第1セット |
第2セット |
第3セット |
第4セット |
第5セット |
日本 1敗 |
1 |
25 |
23 |
14 |
23 |
- |
アルゼンチン
1勝 |
3 |
20 |
25 |
25 |
25 |
- |
【第1セットのスタメン】
|
ダンテ・アマラウ |
|
清水 邦広 |
|
山添 信也 |
|
白澤 健児 |
|
深津 英臣 |
|
福澤 達哉 |
|
永野 健 (リベロ) |
【戦評】
FIVB世界クラブ男子バレーボール選手権大会2013、招待チームとして今大会初出場を果たした日本(パナソニックパンサーズ)は南米代表・アルゼンチン(UPCN)と予選リーグ戦初戦を戦った。第1セットを奪い勢いに乗りたい日本だったが、第2セット以降はサーブレシーブを乱され苦戦、セットカウント3-1で敗れた。次戦は10月16日(現地時間)14時より、アジア代表のイラン(Kalleh)と予選リーグ戦第2戦を戦う。
第1セット、立ち上がりは一進一退の攻防から積極的なサーブで相手のミスを誘うと、清水邦広が確実に得点に繋ぎリードした。中盤以降はこの試合がパナソニックパンサーズの選手としてのデビュー戦となった、ブラジルナショナルチームのエース、ダンテ・アマラウの安定したレセプションからの攻撃が冴え、第1セットを25-20で日本が先取した。
第2セットは福澤達哉とダンテに山添信也のクイックを絡めた攻撃を効果的に決めた日本と、徐々に持ち前の高さを発揮しはじめたアルゼンチンが互角の試合展開を見せた。しかし、アルゼンチンに日本のミドルブロッカー陣の上からクイックを連続して決められ、リードを許した。終盤は要所でアルゼンチンにブロックを決められ、第2セットを23-25で奪われた。
第3セット、前セット中盤以降の勢いそのままのアルゼンチンに、サービスエースとブロックで4連続得点を決められた日本。その後も、日本のサーブレシーブの乱れを突き得点を重ねるアルゼンチンになす術もなく、14-25で第3セットを落とした。
第4セット、あとがない日本は福澤と清水の全日本コンビにボールを集めた。日本はサーブレシーブが崩れた中盤以降、アルゼンチンのブロックに捕まりリードを許した。日本はセッターを大竹貴久に代えるなど、流れを引き戻そうとしたがあと一歩及ばず、23-25でアルゼンチンに第4セットを奪われた。
この結果、日本はセットカウント1-3で敗れ、大事な初戦を惜しくも勝利で飾ることが出来なかった。
【コメント】
○南部正司監督
「我々の長所であるレシーブを活かすために、サーブで攻めることを確認して臨んだ。第1セットは相手の速攻を封じることに成功したが、第2セット以降は南米王者の実力に押されてディフェンスを崩されてしまった。また中盤以降はサーブで攻められ、こちらのサーブレシーブからの攻撃の決定率を下げられたことが敗因」
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