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国際大会

FIVBバレーボール世界選手権2014アジア男女最終予選 小牧大会

試合結果

日本の試合結果

9月8日 日本×韓国

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2勝1敗
0 20 20 13 - -
韓国
3勝
3 25 25 25 - -

【第1セットのスタメン】

越川 優 越川 優 清水 邦広 清水 邦広 出耒田 敬 出耒田 敬
山村 宏太 山村 宏太 近藤 茂 近藤 茂 福澤 達哉 福澤 達哉 永野 健 永野 健
(リベロ)

【戦評】

 「FIVB世界選手権2014 アジア男女最終予選 小牧大会」最終日、全日本男子チームは日本と並んで2勝0敗の韓国と本大会最終戦を戦った。この試合に勝った方が世界選手権の出場権を獲得するという運命の一戦。序盤は互いに譲らず、拮抗した戦いになった。しかし、若い選手を中心に勢いある攻撃を展開する韓国を止めることができず、ストレートで敗れた。

 第1セット、立ち上がりは日韓戦らしい一進一退の攻防となった。7-8と韓国のリードで折り返した中盤、相手の強力なサーブから失点し、8-10と2点を追う展開となった。その後も要所でサーブから攻められ12-15とされるも、福澤達哉の巧いサーブでポイントを奪い、14-16の僅差で後半へ。しかし、韓国のサーブを意識し過ぎたためか、軟打にレシーブが揺さぶられ攻撃の形が作れない日本。14-19と劣勢を強いられた。清水邦広のサービスエースで18-20と再び2点差まで詰め寄ったが、日本の攻撃力を上回る韓国を追い詰めることはできず、20-25で第1セットを落とした。
 第2セット、序盤は福澤のスピードあるセンターからのスパイクで得点を奪い、6-8で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後、なかなか決定機を決めきれない日本は1点を追う展開で中盤に突入。要所でスパイクミスを犯し、18-22となったところでたまらずタイムアウトを取った。さらに清水に代え石島雄介を投入するも流れは変わらず、20-25で第2セットを落とした。
 第3セット、セット初めより横田一義を起用。しかし、このセットも立ち上がりから勢いづく韓国に1-4とリードを奪われた。5-8で中盤に入ると、5-10とさらに点差を広げられてしまった。その後も韓国の力強い攻めのサーブでレシーブを崩され、7-16とさらに突き放されてしまう。終始劣勢を強いられた日本は13-25で第3セットを落とし、今年度3度目となる日韓戦でストレート負けを喫した。
 この結果、3戦全勝で小牧大会首位となった韓国が、来年ポーランドで開催される世界選手権の出場権を獲得した。日本はあと一歩のところで15大会連続15回目の世界選手権出場を達成することができなかった。

■9月8日(日) 男子試合結果
ニュージーランド-カタール 0-3(22-25、22-25、21-25)
日本-韓国 0-3(20-25、20-25、13-25)

■FIVBバレーボール世界選手権2014 アジア最終予選 小牧大会 最終順位
1位:韓国(3勝0敗)
2位:日本(2勝1敗)
3位:カタール(1勝2敗)
4位:ニュージーランド(0勝3敗)

【コメント】

○ゲーリー・サトウ監督


「多くの方々のサポートがあったにも関わらず、(世界選手権出場という)結果を出せず非常に残念である。レセプション(サーブレシーブ)率の数字で韓国に劣っていたので、苦しいゲーム内容となってしまった。負けたこと自体は残念だが、選手に対しては評価している。次の第17回アジア男子選手権に向けて頑張りたい」


○キャプテン・山村宏太


「韓国にリードされて日本らしいプレーができなかった。まだまだこれからのチームなので、しっかり練習に取り組んで強化に励みたい」

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9月7日 日本×ニュージーランド

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2勝
3 25 25 25 - -
ニュージーランド
2敗
0 14 20 10 - -

【第1セットのスタメン】

福澤 達哉 福澤 達哉 近藤 茂 近藤 茂 横田 一義 横田 一義
出耒田 敬 出耒田 敬 清水 邦広 清水 邦広 越川 優 越川 優 永野 健 永野 健
(リベロ)

【戦評】

 「FIVB世界選手権2014 アジア男女最終予選 小牧大会」4 日目、全日本男子チームはニュージーランドと対戦した。キャプテン・山村宏太以外のすべての選手が出場したこの試合、第2セットこそニュージーランドの猛攻を受けたものの、石島雄介らの活躍などで着実にセットを奪い、ストレートで勝利した。次戦は9月8日19時10分より、日本と並んで全勝の韓国と、世界選手権出場権をかけて同大会最終戦を戦う。

 第1セット、立ち上がりは出耒田敬や横田一義らが変化の鋭いジャンプフローターサーブで相手レシーブを崩し、8-4と流れに乗った。越川優がレフトから速いトスを打ち分け、追加点を奪った。14-7となったところで清水邦広に代え石島雄介を投入。さらに16-8で迎えた後半、福澤達哉と越川に代え千々木駿介と米山裕太、さらに近藤茂に代え今村駿を投入した。各選手がそれぞれの持ち味を存分に発揮し、終始リードを保った日本が25-14で第1セットを先取した。
 第2セット、第1セット終盤に引き続き、石島、米山、千々木、今村を起用。しかし、強打を打ち切れず接戦に持ち込まれた日本は、7-8とニュージーランドのリードで1回目のテクニカルタイムアウトを折り返した。その後、千々木のパワフルなサービスエースで11-9と一歩抜け出したものの、身体能力を活かしたニュージーランドの高さのあるブロックに苦戦。15-16と逆転され後半に突入した。2回目のテクニカルタイムアウト後、日本はここで千々木のサーブを起点に連続得点を奪い、18-17と再びリードした。セット終盤、永野健と米山の安定したレシーブから石島にボールを集めた日本。その石島が破壊力あるスパイクを決めると、このセットを25-20で奪い、2セットを連取した。
 第3セット、横田のサービスエースでリードすると、米山もブロックポイントを挙げて8-2とニュージーランドを大きく引き離した。その後も出耒田と横田のセンター線を絡めたテンポの良い攻撃で16-6と試合を優位に運んだ。さらに横田のコーナーを突く連続サービスエースで19-7とすると、最後まで試合を支配した日本がこのセットを25-10で奪い、2戦連続のストレート勝ちを収めた。
 この試合の結果を受けて、来年の世界選手権の出場権獲得の可能性が残されたのは、日本と韓国のみとなった。明日行われる日本と韓国の直接対決にて、世界選手権に駒を進めるチームが決定する。

■9月7日(土) 男子試合結果
カタール-韓国 0-3(19-25、21-25、24-26)
日本-ニュージーランド 3-0(25-14、25-20、25-10)

【コメント】

○ゲーリー・サトウ監督


「勝てたことがよかった。(たくさんメンバーチェンジをしたが)、交替で入った選手にとっては貴重な経験になったのではないかと思う。第2セットと第3セットの間のインターバルで、『心境の変化などにとらわれず、いつも練習していることをこの会場でプレーしよう』とアドバイスをした。(明日は負けられない韓国戦となるが)11戦を大切にプレーしていくことが、勝利に繋がっていくと思う」


○キャプテン・山村宏太選手


「今日の試合は、自分以外皆コートに立って、皆で勝利を掴んだ。石島雄介や出耒田敬だけでなく、千々木駿介や米山裕太など、普段試合に出ていない選手もしっかり活躍し、勝利に貢献してくれたので、本当にいい試合だったと思う」


○石島雄介選手


2セット目、苦しい中で千々木駿介のサーブをきっかけに、後半勝ち切れたことはよかった。3セット目も横田一義のサーブをきっかけに、皆いいパフォーマンスを出して勝つことができたので、明日に繋がる試合になった」

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9月5日 日本×カタール

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝
3 25 25 25 - -
カタール
1敗
0 18 22 18 - -

【第1セットのスタメン】

近藤 茂 近藤 茂 山村 宏太 山村 宏太 越川 優 越川 優
福澤 達哉 福澤 達哉 出耒田 敬 出耒田 敬 清水 邦広 清水 邦広 永野 健 永野 健
(リベロ)

【戦評】

 「FIVB世界選手権2014アジア男女最終予選 小牧大会」は、いよいよ男子も初戦を迎えた。相手は世界ランク53位のカタール。日本はストレートで勝利を飾った。明日は試合がなく、次戦は9月7日14:00よりニュージーランドと対戦する。

 第1セット、立ち上がり近藤茂の変化鋭いジャンプフローターサーブを起点に、6-2とリードを奪った日本。勢いに乗った日本は相手のスパイクミスを誘い、8-2と優位に試合を進めた。出耒田敬の1枚ブロックなどで得点を重ね、16-11とし、セットは後半へ。センターから越川優・福澤達哉がスピードある時間差攻撃を決め、カタールをさらに突き放すと、第1セットを25-18と先取した。
 第2セット、越川の強力なジャンプサーブから得点が動いた。序盤、カタールの高さに苦戦し7-8とリードを許したが、越川の緩急を付けたサーブで10-9と逆転に成功。中盤、ブロックが機能し始めた日本は、16-15と一歩抜け出した。終盤、粘りあるディフェンスを見せた日本、ラリーを制し21-17とリードを広げると、25-22でセットを連取した。
 第3セット、前半流れに乗り切れない日本だったが、山村宏太のサービスエースなどで連続得点、14-8とカタールを突き放した。中盤、サーブレシーブが乱れ失点し、17-13と追い上げられたが、後半、横田一義・米山裕太・石島雄介を投入し、逃げ切りを図った日本。このセットを25-18で奪い、大事な初戦でストレート勝利を収めた。

■9月5日(木) 男子試合結果
日本-カタール 3-0(25-18、25-22、25-18)

【コメント】

○ゲーリー・サトウ監督 


「戦略的に充実した内容だった。それ以上にメンタル面が相手を上回っており、選手も私が考えているスマートバレーを理解し、それをプレーで示してくれた。3セットを通してラリー中のコミュニケーションがよく取れたことが、勝利に繋がった」


 ○キャプテン・山村宏太選手


「身体能力の高いカタールに、事前合宿で取り組んでいた組織的なディフェンスを実践できた。大切な初戦をストレートで勝利できたことは、これからの2戦に繋がると思う」


 ○福澤達哉選手


3連戦の初戦で難しいところもあるかと思ったが、1セット目から自分たちのペースで進めることができてよかった。チーム全員が、やってきたことをコートの中で確認しながらプレーできた。相手ミスにも助けられた」

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