世界選手権はバレーボール界で最も歴史と伝統のある世界最大規模のイベント。男女ともオリンピックの中間年に4年ごとに開催され、第1回大会は1949年に男子がチェコスロバキアで、1952年に女子がソビエトで開催された。
2014年で第18回目を数える男子大会(2014年9月3日~21日[予定])はポーランドで、第17回目を数える女子大会(2014年9月23日~10月12日[予定])はイタリアで、本大会が開催される。
2014年の世界選手権出場を目指し、男子154チーム、女子141チーム、計295チームがそれぞれの大陸予選にエントリー。予選を勝ち抜いたチームと開催国、男女併せて48チーム(男子24、女子24)が本大会に出場する。
■男子(24チーム)
開催国 | ポーランド |
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ヨーロッパ大陸 | 8チーム(※ポーランドを除く) |
アジア大陸 | 4チーム |
北中米大陸 | 5チーム |
南米大陸 | 3チーム |
アフリカ大陸 | 3チーム |
■女子(24チーム)
開催国 | イタリア |
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ヨーロッパ大陸 | 9チーム(※イタリアを除く) |
アジア大陸 | 4チーム |
北中米大陸 | 6チーム |
南米大陸 | 2チーム |
アフリカ大陸 | 2チーム |
■男子
【第1ラウンド】・・・(2013年6月)
第1ラウンドは西アジアゾーンのみ実施。西アジアゾーンにエントリーした10チームが3つのサブゾーンに分かれてそれぞれ戦い、各サブゾーンの上位2チーム、計6チームが第2ラウンドの西アジアゾーンに進出する。
西アジアサブゾーン1 | リビア、イラク、ヨルダン、シリア |
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西アジアサブゾーン2 | クウェート、サウジアラビア、イエメン |
西アジアサブゾーン3 | バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦(UAE) |
【第2ラウンド】・・・(2013年6~7月)
第2ラウンドは中央アジアゾーンと西アジアゾーンは2開催地、東アジアゾーン、東南アジアゾーンは1開催地で行われる。中央アジアゾーン1と東アジアゾーンは最上位1チーム、それ以外のゾーンは上位2チーム、計10チームが最終ラウンドに進出する。
中央アジアゾーン1 | カザフスタン、ウズベキスタン、アフガニスタン |
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中央アジアゾーン2 | インド、パキスタン、スリランカ、モルディブ |
東アジアゾーン | チャイニーズタイペイ、ホンコンチャイナ |
東南アジアゾーン | タイ、インドネシア、ミャンマー、ベトナム |
西アジアゾーン1 | カタール(西アジアサブゾーン3の2位)、 サウジアラビア(西アジアサブゾーン2の2位)、 リビア(西アジアサブゾーン1の1位) |
西アジアゾーン2 | バーレーン(西アジアサブゾーン3の1位)、 クウェート(西アジアサブゾーン2の1位)、 イラク(西アジアサブゾーン1の2位) |
【最終ラウンド】・・・(2013年9月)
第2ラウンドを勝ち上がってきた10チームに、エントリーが1チームのため出場が決まったオセアニアゾーンの1チーム、最終ラウンドから参戦する5チームを加えた16チームが4つのプールに分かれてそれぞれ戦う。各プール最上位1チーム、計4チームが、ポーランドで開催される本大会への出場権を獲得する。
オーストラリア大会 (プールA) |
日程:9月6日~8日 開催地:キャンベラ(オーストラリア) |
オーストラリア(最終ラウンドから参戦/WR11位) カザフスタン(中央アジアゾーン1の1位/WR48位) タイ(東南アジアゾーンの1位/WR48位) クウェート(西アジアゾーン2の2位/WR122位) |
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イラン大会 (プールB) |
日程:9月11日~13日 開催地:テヘラン(イラン) |
イラン(最終ランドから参戦/WR14位) パキスタン(中央アジアゾーン2の2位/WR41位) インドネシア(東南アジアゾーンの2位/WR52位) バーレーン(西アジアゾーン2の1位、WR122位) |
中国大会 (プールC) |
日程:9月20日~22日 開催地:都市未定(中国) |
中国(最終ラウンドから参戦/WR16位) インド(中央アジアゾーン2の1位/WR30位) チャイニーズタイペイ(東アジアゾーンの1位/WR53位) サウジアラビア(西アジアゾーン1の2位/WR122位) |
小牧大会 (プールD) |
日程:9月4日~8日 開催地:小牧(日本) |
日本(最終ラウンドから参戦/WR19位) 韓国(最終ラウンドから参戦/WR24位) カタール(西アジアゾーン1の1位/WR53位) ニュージーランド(オセアニアゾーン[※エントリーが1チームのため決定]/WR78位) |
※WR・・・FIVB世界ランキング(2013年1月23日時点)
■女子
【第1ラウンド】・・・(2013年6月)
第1ラウンドは中央アジアゾーン、東アジアゾーン、東南アジアゾーンのみ実施。各ゾーン最上位1チーム、計3チームが最終ラウンドに進出する。
中央アジアゾーン | インド、ウズベキスタン |
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東アジアゾーン | チャイニーズタイペイ、ホンコンチャイナ、北朝鮮(※不参加) |
東南アジアゾーン | ベトナム、インドネシア、フィリピン、ミャンマー |
【最終ラウンド】・・・(2013年9~10月)
第1ラウンドを勝ち上がってきた3チームに、最終ラウンドから参戦する7チームを加えた10チームが2つのプールに分かれてそれぞれ戦う。各プール上位2チーム、計4チームが、イタリアで開催される本大会への出場権を獲得する。
小牧大会 (プールA) |
日程:9月4日~8日 開催地:小牧(日本) |
日本(最終ラウンドから参戦/WR3位) タイ(最終ラウンドから参戦/WR12位) チャイニーズタイペイ(東アジアゾーンの1位/WR28位) ベトナム(東南アジアゾーンの1位/WR93位) オーストラリア(最終ラウンドから参戦/WR103位) |
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中国大会 (プールB) |
日程:9月27日~10月1日 開催地:都市未定(中国) |
中国(最終ラウンドから参戦/WR5位) 韓国(最終ラウンドから参戦/WR11位) カザフスタン(最終ラウンドから参戦/WR30位) ニュージーランド(最終ラウンドから参戦/WR71位) インド(中央アジアゾーンの1位/WR103位) |
※WR・・・FIVB世界ランキング(2013年1月23日時点)